こんばんは、個別学習のセルモ尾頭橋教室です。

本日はまさに「台風一過」の素晴らしい快晴となりました。それにしてもまだ吹き返しの風が強いです。それなりの体重の私でも自転車ごと風に振り回されそうになることがあります。皆様、どうぞ、お気を付け下さい。


さて、本日のお題は「No planではダメ」です。


何事もきっちりと考えて計画し(Plan)、それに沿って実行し(Do)、計画通りに実施できているか確認し(Check)、計画通りに実施できていない部分を調べて処置をする(Act)。


社会人(特にメーカー勤務の方)の方にはお馴染みの「PDCAサイクル」の話ですが、当教室ではこれを「定期テスト」の目標点と目標点達成のための実施事項に応用して指導をしています。と言うのもあまりにも何も考えずにただ何となくテストに向かう生徒が多いことに気が付いたからなのです。


塾生は前回の実績を踏まえて、目標点を設定します。それを達成するためにどうすれば良いか、必死に考えてもらいます。「自ら考える」ことに意義があるので、余計な口出しはしないようにしています。もちろん、辻褄が合わない部分が見つかればそれを指摘し、修正するために再度考えてもらいます。


この作業を年に五回繰り返すわけです。何度かやっている間にステップアップできる生徒を見ることは無上の喜びです。最初は多くの生徒が「単語を覚える」「漢字を覚える」のような書き方をしていますが、何回か行うと、より具体的な内容に変化していきます。


「単語を覚える」ために「何をするのか」、「漢字を覚える」ために「何をするのか」、そこまで具体的に噛み砕かないと、実際に何をしたらよいか見えてこないと思うのです。とは言え、最初から全開で種明かしをしてしまっては肝心の「自ら考える」ことができなくなってしまいます。それ故、毎回「産みの苦しみ」を味わっています。この苦しみが「無上の喜び」に変わることを期待しながら、今週から三週に亘るテスト週間に立ち向かいます。


それでは、皆様、ごきげんよう。