なかなか進めずにいたのは
あの時の自分を
許せなかったから。
仕方なかった…
と思ってるつもりだったけど。
どこかで言い聞かせてる感も残ってて。
”酷い母親”
って、自分のことを
ずっとずっと否定し続けてた。
だから
酷い母親だったなんて
認めたくなくて
過去の出来事を
ずっと引きずっていたよね。
元旦那にも、実親にも
調停員の人たちにも
”酷い母親”扱いされて
あの時の言葉に
自分で絡まり続けてた。
あの時、私は
まわりから見放されたと思ってた。
私は娘たちを守りたいと
思っているのに
みんながそれを反対する。
そして結局、親権も取れなかった。
私が、酷い母親だから…。
それから12年。
酷い母親の私は
再婚して母親になっている。
でね、やっぱり
酷い母親やったわ、私！！笑
これ、変わってなかった！！笑
もうしょうがないよね。
だって、私酷い母親やねんから。
今も昔も。
酷い母親だった！って思いたくなくて
自分をずっと酷い母親にしてたけど。
酷い母親だった自分を許せてあげたら
今、酷い母親の私は
夫にも息子たちにも
愛されてることに気づいて。
娘たちと離れ離れになってしまったことは
私が酷い母親だったとか
関係なかったのかも…
って思えたら、
あの時からずっと残ってた辛さとかが
すーって消えてった。
そーいえば最近の私は
母親として失格だと
自分で自分を認めてるから
まわりからは、素敵ママやと見られてる。
こんな母親最悪ーって
出来損ないの母親として認めてるから
最高やんかーって褒められる。
過去の私だけ
取り残されてた。
酷い母親になることで
辛さを抱えこんで
ずっと引きずって
いつも娘たちを想っていたけど。
辛さがなくなっても
過去が出来事になっても
いつも娘たちを想い続けられる。
不器用な愛し方しかできなかったのは
私がわたしを愛せていなかったから。
私がわたしを好きになってきた今
素直に愛するってことを
していけば良いだけやね♡
