平均飛距離を伸ばす | ゴルフの自習のブログ

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タイトル通り、ゴルフ上達のための、練習法、技術論、考え方などを自問自答します。



ドライバーの平均飛距離を伸ばす。


いま取り組んでいること。


プライベートラウンドより、クラブ競技などの競技のラウンドが増えると、スコアを意識し飛ばすことより方向性を意識しがちになる。

その結果、フルショットせずに、本来の飛距離より大きくロスすることがままある。

意識としては、方向性を意識しスイングスピードが落ちるのだが、実は、こうすると方向性も悪くなることはわかっている。
やはり、どこかにブレーキをかけたその場限りのスイングより、本来の正しいスイングをした方が飛距離はもちろん方向性も良くなる。


なので、常にマックスとは言わないが、できるだけヘッドスピードを安定して出すために素振り+αに取り組んでいる(フィニッシュがしっかりとれ、方向性も安定する程度が目安)。


自分の場合、以前の記事にも書いたが、ユピテルのGST-5Wを常時携帯し、こまめに測っている。
ドライバー素振りのマン振りで52m/s、ボールを打った時は、練習場では47m/sから50m/s程度だが、コースでは、43~50m/sと大ブレ。
以前の記事のときも調子が悪くて、45m/sだったが、どうも方向性を意識するといろいろな原因によりヘッドスピードが落ちてしまう。



とは言え、600ヤード超の打ち下ろしロングホールを何度も2オンさせているし、320ヤードのフラットなミドルホールで追い風に乗せてティーショットをグリーン奥のバンカーに打ち込みグリーンでパットしてた前組の人達にひどく怒られたこともあるし、10ヤード以上の打ち上げホールで300ヤード飛ばしたこともあるので、それなりに飛ぶときはある。マン振りに近いヘッドスピードでジャストミートした結果だろう。

しかし、平均飛距離はこれよりかなり落ちる。


だから、いま、そのヘッドスピードが落ちる要因を洗い出し、安定して飛距離が出し、かつ方向性も安定させる、つまりスイングを安定させることに努めている。

実は、このブログでも結構前に同じようなテーマで書いたことがある。そのときは、左肩がヘッドスピードが落ちる要因だったという内容だったが、実は、その他にもたくさんの要因で何年も思い通りのヘッドスピードが発揮できないことを経験してきた。



方向性を意識してヘッドスピードが落ちる要因とは、


・フォローが振り切れず打っておしまいになっている。
・身体のどこかが止まってしまう。
・テークバックが浅い。
・グリップや腕に力が入る。
・インパクトでヘッドより手元が先行する。
・ダウンスイングでリストを返すなど小細工してしまう。
・フォーム(特に上半身)に意識が行って下半身のパワーが使えない。
・手元が浮いてしまう。
・腕と上体が一体化しない。
・タメが少ない。
・左右の脇があく。
・アームターンが不十分。
・下半身が飛球線方向に流れてしまう。
・ヘッドを飛球線方向に出してしまう。
・後ろ体重になっている。
などなど、、、、アドレス、ポスチャー、スイングあらゆるミスがヘッドスピードの減速を招く。
あげていくとキリがない。



自分なりに、ヘッドスピードを落とさないための要件を整理すると、

・【グリップ・アドレス・ポスチャー】次項以降を正しく行う準備。

・【脚、尻】脚、尻が最大のパワー源でそのパワーを体幹を使い上体、クラブ、ヘッドに効率よく伝える。腕やクラブを振るより、体を速く回転させる。

・【振り遅れ厳禁】手元が浮かせないよう、両腕を正しく使いスイング中両脇を適切に締める。

・【深い捻転】テークバックで十分に捻転する、その目安を持つ。

・【柔軟な上体】ダウン、インパクトも上体は柔軟に保つことで、スイングプレーンのせ、ヘッドを走らせる。

・【タメ】無意識に結果としてタメができるスイング。

・【アームターン】背筋を使ったアームターンでヘッドを加速しインサイドに振りぬく。

 


こんな感じに要約される。
これらの項目ひとつひとつ説明すると、かなーーーーーり長くなるので、割愛します。

最近は、ラウンドや練習場とは別に、このヘッドスピードを意識したドライバーの素振りとスポンジボール(練習用の飛ばないボール)打ちをできるだけやるようにしている(週3~4回)。
素振りは5~10スイング、スポンジボール打ちは2、3球なので時間は5分から10分くらい。


始めたころは、良いときはすぐに50m/sを超えるが、日によっては、一所懸命振っても47~8m/sしか出ないこともあったが、しばらく続けると、いろいろな気付きもあり、いまでは、毎日、すぐにヘッドスピード49~51m/sを安定して振れるようになった。

もちろん、単にヘッドスピードが速くても実践に使えないスイングだと意味がないので正しいスイングをしてヘッドスピードを落とさないことが重要。


まだ、ミート率が悪いときもあるが、ラウンドでも、最大飛距離は変わらないが、平均飛距離はおそらく20~30ヤード伸びた。そして方向性もかなり良くなった実感がある。

 

当然、残り距離は短くなりスコアに好影響だ。

 

しばらく続けていきたい。そしてミート率も上げていきたい。