「手は外部にでた脳髄である」ｂｙ哲学者カント

手のひらはその人の個性がでるという意味では

手相で健康をチェックする手相診

と手相占い

どちらも全くの根拠がない、ということはないのです＾＾

手相診を学ぶようになって

「こんなにも手にいろいろなことが現れているんだ」という驚きを

何度も何度も経験してきたので

手相占いも自然に知りたくなっています^^

ということで、今日はこの本を読んでみます

夫の方の祖父が住んでいた実家には

私が好きな本が結構残されていて

これも頂いてきたものでした、、、

人とお話するお仕事だったそうなので、いろいろと勉強されてたんだなと思います

手相というと、まずこの本の表紙のような

手が思い浮かぶのではないでしょうか

この表紙の線は　最もメジャーな３大線を拡大してますね

上から

感情線

頭脳線

生命線

です

この本の中から生命線の基本的な話について今日は読んでみます

生命線のみかた

生命線が長くはっきりしているのは、健康で寿命が長いといえますが、決して楽観してはいけません。
健全でないからと悲観する必要もありません
他の線との比較も重要ですし、その人の摂生（生活習慣）、生活態度によって変化し、良くも悪くもなるからです

→生命線だけで判断することはできないということです

手相診でも同じです。

明らかに表現されていない場合も多いので

他の線の状態を合わせて、判断します

よい生命線とは、出発点が人差指と親指の中間にあり、一本の
線となっていて、途中で急に曲がったり切れたりせず、手首までつづいていること。

線は細く、深く、明瞭にくっきり刻まれ、色が淡紅色で、途中で違った色や斑点がないことです。

→よい、という表現ですが、

標準的な生命線という意味で、これよりも

長く伸びているとか、

生命線のカーブの大きさ、

線の濃度などいろいろな

変化から判断していきます

ではでは、、、実際にパターンを見てみましょうか

人差指に近く、上部から出発(生命線1図)

野心満々で、何ごとにも積極的に当たっていく性格です。向上心、功名心がありますから、常に前向きの姿勢で生き抜く意欲があります。だいたいにおいて長寿成功タイプといえます。

→体力のあるタイプだけど血圧が高くなったり、脳血管系統に負担がかかりやすいタイプと見ます。野心満々という表現は体力のあるタイプとしてはなるほどですよね。

親指に近く、下部から出発(生命線2図)

積極的に物事をやっていく意欲に欠けている性格です。自己制ができず、人と争いを起こしたり、上司に反抗的になったりしやすいといえます。頭脳線がよくないと問題は大きくなります。

→低血圧で体力がないタイプと見ます。意欲に欠けているっていう表現は辛いものがありますね、、、中医学用語では脾虚や腎虚で

胃腸が弱く根本的な生命力がないという表現になります。

そんなに頑張れるほうではありません

食事は穀類やまめ、いも、キャベツ、ニンジンなど胃腸の働きを高めるものや

黒豆や小魚など黒いものを食べて無理をせず生きるのがいちばんよい生活スタイルに

なります。難しそうですが、薬膳的思考でできることはあります。

頭脳線は頭脳の働きだけではなく、

精神を含めた心臓の働きや胃腸の働きなどを

表すので、頭脳線によっては体が弱いだけに、

精神的な問題が大きくでてくるということになります

（問題が大きくなる、とぼやかして書いていらっしゃいますが、、、）

人差指に最も近い上部から出発(生命線3図)

野心にあふれ自信満々で、積極的に何ごとも行動に移す性格です。そのくせ勤勉な面があり、自己規制もでき、目的に向かってすすんでいき達成します。長寿の相といえます。

→１図との違いがわかりますか？私もちょっとよくわかりませんが、、、、手相診では１図とほぼ同じように見ます