こんばんはお久しぶりです
seleneです**
しばらく放置してしまいましたが…
この間にメッセージやペタを
残して下さった方
ありがとうございます:D
お返事できなくてすみません:(
温かいお言葉の数々
同じものを共有している方からの
言葉というものは
偽りがなくて、こころに響いて
なんだかとても安心できますね
"seleneって人の目を見ないよね"
心なしか最近よく言われるんです
前に書いた通り
人に顔を見られるのが
好きではない私。
人の顔を見るのも苦手です
"見られてる"って感覚を
享受してしまうから…かな
今はだいぶ良くなりましたが
口唇裂に伴う歯茎裂傷で
左上の歯がないだけでなく
なんと左前歯が縦に生えてた時期が
あるんです
それがだいたい幼稚園のころ
その歳ぐらいの子供だと
残酷にもそういうものに
興味を持ってしまいますよね
"なんで歯が縦に生えてるの?"
幾度も聞かれた記憶があります
出っ歯、なんてあだなも
付けられました
(少し違うように思いますが…)
人と違うことに幼いながらも
劣等感を抱いた私
執拗な質問に嫌気が差し
母親に泣きついて
毎晩わめいてました
でも私の母は
病気だろうと何だろうと
子供を甘やかすような人では
なかったんです
そんなに泣いてたって
しょうがないでしょ、って
いつもそんな感じでした
今思えば母親も
どう慰めていいか
分からなかったのかもしれません。
数回の手術を繰り返して
綺麗にしてもらいました
でも
自然に授かったものに
勝ることはないんですよね
どんな高度な技術を駆使しても
生まれたままのような
自然の形を作り出すのは
ほぼ不可能です
僅かに残る歪みや傷跡なんて
気にしなくていいのに
手に入らないものに憧れ
私は異常なまでに
顔に執着するようになりました
今でも、です
道ですれ違う人
クラスメイト
どんな人に会った時でも
相手に自分の顔がどう映るか
そんなことばっかり考えてしまいます
相手はそんなに自分の顔のことなんて
気にしてないと、
心の中では分かっていながら…
女子であるということも手伝って
美への追求、欲望
異常なほどに強くなってしまいます
本当はこんな感情
いらないです
捨ててしまいたいです
外見より大切なことなんて
たくさんあるから
偶然にも
その"顔"を全面に活用する
モデルというお仕事に
僅かながらも携わりながら
自分でも分からなくなるときが
しばしばあります
正直な話
今の私のこの目鼻口
すべて手を加えています
それが必然的に通る道だったとしても
何のために治したのか
審美的な問題はもちろんですが
大胆な話
治さなくたって
十分生きていけるはずなんです
主治医からの勧めで
私はまだこれからさらに
審美的治療を受けるつもりでいます
執着心からくるもの
可能ならば
どこまでも綺麗になりたいと
やはり思ってしまうのです
医者の提案に
判断は私に任されました
親も干渉せず、
自分で決めなさいと
ただ
両親がふと、
同じような言葉を
一言だけ口にしました
"そのままでも十分なのに"
"それ以上身体に傷がついて、
それでもいいのか?"
一体何のために言ったのか
はたまた
ぽろっと出た本心なのか
だけど一つだけ言えるのは
両親ともに私を受け入れ
どんな容姿であっても
内面を見てくれていたこと
両親にもらったこの身体に
親不孝にも劣等感を抱いていた私
数百分の1の確率で背負ったものを
受け入れようともせず
拒み続け
行き場のない悲しみを
理不尽にも親にぶつけてきました
どうしても
目に見えるものだけにこだわっては
気に入らなければ劣等感を抱き
どんどん自分を見失ってゆきます
顔だけを綺麗にしたところで
私には何が残るのでしょう
それを考えていくことが
必要そうです
selene**


