こんばんは‼︎
今日はタイトル通り、会社設立1日目からのお話をします。

本当に、誰でも起業は出来ると思うんです。
多少お金はないと出来ませんが。
会社を続けるのは難しいってよく聞きますよね。
どうして難しいのか、、
それはこれからのブログでヒシヒシと伝わると思います。
是非読んでください!


2015年8月
さぁ、1日目。
まずは、借りているテナントに机や椅子、パソコン、プリンター、その他諸々の雑貨を購入し、セッティング。

そして玄関に、会社のロゴと社名を貼る。

電気、Wi-fi、水道、NTTの開始の連絡をし、
ガスの立会い。

本業をするまでにも、諸々あるのだ。

さぁ、やるぞ。
2人は未経験の為、経験者の私とS氏がCADの使い方を教える。
当然、営業しながらだ。

会社の広告を作成し、電話、FAXで
営業、営業、営業。

何百社電話しただろうか。
S氏は元々営業マンだった為、
何十回に1回話を聞いてくれれば良い方だ、と教えてくれていた為、私はとにかく電話をかけ続けた。

そしてようやく1本。訪問して営業をし、依頼をもらえた。
確か設立して1週間後だったような。

その時の喜んだときを、今は正直覚えていない...
なぜかな。。

恐らく、依頼の電話があっても、
そこから見積もりをして、金額を了承してもらえて、
注文書をもらえて、
ようやく「受注」となるからだ。

見積書や請求書等、イチから作成。
そして納品。


そして、最初の給料日。8月末。
起業の諸費用で貯金はかなり少なくなっていた。

S氏の友達2人の社員に、給料を少し待ってもらえるよう頼んだ。
男性K氏は、快く?承諾してくれた。
女性A氏も、承諾してくれた。

私は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。。
当たり前だけど、、

そして、給料日から5日後、ようやく支払いが出来た。

その後すぐにA氏が辞めるとのこと。
・・・当然ですよね。そりゃ勿論。

本当に申し訳ない。
最初から起業とは伝えていたが、
今思えば、給料や就業規則、最初に良い事しか言わなかったと思う。

でも一緒に働いてくれて楽しかったです。
ありがとう。

最初の2ヶ月はそれぞれ月4万円のみの売り上げ。
S氏と2人で貯金を削り、残る友人K氏には給料を払い、私たちは貧乏生活をしていた。

一人暮らしだった為、自分の家の家賃も全て貯金から。


2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月となるにつれて、少しずつ売り上げは伸びてきた。4万、15万、30万...
それでもやっぱり、3人の人件費を稼ぐだけでも大変だった。

どうして売り上げが少ないのか。
・営業の成果がまだない
  (依頼件数の少なさ)
・自分の実力不足
  (再依頼が少ない)
・経理の知識不足
  (実力不足もあり、何か起きた場合の追加料金等は発生させなかった)
・社員がまだ育たない

これだけじゃない。

何もかも初めての経験。



「大変」って、文字にするのは、簡単ですね。
その頃の私は、辛かったのか、楽しかったのか、多分どっちもだったと思います。

まぁ、はたから私たちの事を見たら、物凄く辛く映るとは思いますけどね(笑)


今回のブログで何が言いたいかっていうと、
起業するにはまだ、貯金と責任感、仕事量が不足していたっていう事。

そして、責任感って、何かを失敗してそれを悔やみ、
反省した先に生まれるものなのかな、
って感じた事です。

給料が遅れてしまった事への不信感は、
人は絶対忘れないと思う。

今後は絶対にないように。。

上の黒字の文章には、淡々と事実を書いています。
でも現実には、人の感情がたくさん動いています。

営業先で出会った方からの叱責や感謝。
毎日営業、大変。
社員への教育、大変。
納品できた喜び。
そして未熟な私の不甲斐なさ。
口座残高が減っていく恐怖。

これだけじゃない
全て言い表すのは難しいですが、
この時の私の感情は、
現在設立4年経った私とは全く違う感情。

まだ幼い、沢山の事を知らないという罪を背負ったままの状態。
これからもめまぐるしく色々な事が起き、
その度に責任感が強くなり、
成長していく物語?現実が始まります。


次は、起業して数ヶ月、
楽しかった事と、悲しかった事を書きます(^^)