こんにちは

セレクトクリニックです病院

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美容目的でトラネキサム酸を服用している方、

または名前だけは知っているという方は

多いのではないでしょうか?

 

皮膚科領域では肝斑の治療に飲む方が多いのですが、

実はいろんな側面がある面白い薬なのです。

 

トラネキサム酸について、

詳しく解説していきたいと思います。

 

下三角トラネキサム酸とは

トラネキサム酸とは合成された人工のタンパク質です。

昔から使われる薬であり、外科の手術後の出血予防、抜歯後の出血予防、

風邪を引いた時に喉の痛みを和らげるためなどに処方されているお薬です。

皮膚科領域では肝斑以外にも使われている歴史があって、

例えば蕁麻疹やひどい湿疹に使われていた歴史もあるようです。

ただ蕁麻疹や湿疹で処方する医師は今はもうほとんどいなくなっており、

これらに対してはもう歴史的な役割を終えていますが、

肝斑に対しては今でもよく使われており、

最近さらに使われる頻度が増えてきている印象です。

 

薬トラネキサム酸の働き

トラネキサム酸がどのような働きで

シミや肝斑を抑えるのか、まず解説していきます。
皮膚に炎症が起こるとプラスミンという酵素がたくさん作られます。

そのプラスミンが増えるとプラスミンはメラノサイトに作用し、

メラニンをたくさん作らせます。

そのメラニンが肝斑・シミの原因になるのです。
トラネキサム酸はこのプラスミンの働きを弱める抗プラスミン効果によって、

メラニンの産生を抑えシミや肝斑を薄くしていると考えられています。

まだわかってない機序が色々あるのでは、と言われていますが、

メインの作用機序はその抗プラスミン効果によるものと考えられています。

 

ダイヤオレンジトラネキサム酸の使い方

トラネキサム酸は飲み薬と塗り薬があります。

飲み薬の場合、トラネキサム酸の1錠が250mgの製剤と、

1錠が500mgの製剤があります。

250mg/錠であれば1日6錠がMAXの用量です。

それを朝晩、または朝昼晩に分けて飲みます。

500mgであれば1日2~3錠を朝晩、または朝昼晩に分けて飲みます。

約3ヶ月、長い人であれば1年ほど服用を続け肝斑を薄くしていきます。

塗り薬の場合、使用期間は特に定められておらず、

ご自身の納得いくまで使っていただいて大丈夫です。

大体朝晩を数ヶ月~数年使っていただくようなケースが多い印象です。

推奨しているのが洗顔した後一番最初につけることです。

化粧水や乳液をつけた後だと薬の浸透が悪くなる可能性もある為、

なるべく洗顔後一番最初につけることをおすすめします。

 

宝石紫飲み薬の効果、治療期間、副作用

 効果 
トラネキサム酸の飲み薬は

基本的には肝斑に対して使われることが多いです。

トラネキサム酸をどれだけ飲んだら肝斑がどれだけ薄くなるのか

しっかり試したデータが少ないのです。

そのためイメージにはなりますが、半年服用を続けたら

効果を実感できる人が7~8割を占める印象です。
通常はトラネキサム酸とビタミンCの飲み薬、

さらにハイドロキノン・レチノールなどの付け薬を併用するため、

トラネキサム酸単体の効果ははっきりとはわからない

というのが正直なところです。

 

 治療期間 
市販のトラネキサム酸は安全性を重視して

3ヶ月までと記載されていますが、

病院では3ヶ月で中止することは少ないです。

短くても半年、長ければ1年程飲むことが多い薬です。

 

 副作用 
もともとトラネキサム酸は出血を抑えるための薬なので、

逆を言うと血が固まりやすくなるリスクも想定されています。

血が溜まりやすくなって困るようなご病気の方、

例えば深部静脈血栓症の既往がある方や、

心筋梗塞・脳梗塞・肺梗塞などの血栓が出来る

リスクがある方に関しては、処方することができません。

その他やや微妙ですが、コレステロールが高い・ピルを飲んでいるなど

少し血栓に関係しうるようなベースがある方も、

飲むかどうかを慎重に判断する必要があります。
トラネキサム酸は「絶対に飲まなきゃいけない薬」ではなく、

他に選択肢のある中の一つ、という位置づけの薬です。

したがってそういう危険性のある方は、基本的にはトラネキサム酸を服用せず

別の治療を選択する、というのが一般的な考え方だと思います。

 

宝石ブルー塗り薬の効果・治療期間・副作用

 効果 
付けるトラネキサム酸に関しても、

実は効果に関してはっきりしたデータがありません。

トラネキサム酸の塗り薬だけで治療することはほぼなく、

基本はハイドロキノンやレチノールなど

他の薬と併用することが多いです。

 

 使用期間 
使用期間の定めは特になく、

大体数ヶ月~数年ほどの単位で使用する方が多いです。

 

 副作用 
トラネキサム酸の付け薬はかぶれるリスクがほぼなく、

非常に使いやすいお薬という印象を持っています。

付けることで血栓ができる、ということもありませんので血栓の心配も無用です。
ごく一部ですが合わない人もおられますが、

その頻度も他の薬と比較して非常に少なく、

安全性がきわめて高い薬です。

つけ薬はあくまで補助で、

飲み薬をメインに据えた方が良いでしょう。

ただトラネキサム酸をを飲めない方以外は、

まずは飲み薬の使用から検討することをおすすめします。

 


セレクトクリニックでもトラネキサム酸の

処方を希望される方は多いです乙女のトキメキ


処方の際にはまず、内服の注意点をご説明します。

そして、肝斑治療としてはトラネキサム酸の内服という単独の治療だけでなく、

「肌をなるべく擦らないようにする」

という生活習慣の指導も行っています!


しっかりと治療したいという方にはビタミンCや

レーザートーニングの併用の有効性も説明し、

患者様の希望にあった治療ができるように心がけています飛び出すハート

 

 

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