我が家のシンボルツリーならぬシンボルイワヒバとなっている「中国之華」です。
深さの浅いボール型のプラスチック製プランターに入っています。
30型とあったので30cmあるのかなと思って計測すると、外径が30cm!
”へり”が1.5cmの厚みがあるので内径の実寸は27cm(9号サイズ)でした。
さて植え替えるにあたり、改めてボール型プランターを探しました。「中国之華」は横に広がるタイプのイワヒバだと思っています(これは後ほど解説)。
一回りくらい大きいものを想定し、いろいろ探して選んだのはこれ。
アイリスオーヤマ製品の360という品番。実際に届いて計測してみたら、外径が36cmで内径は33cm(11号サイズ)でした。
比較するとこれくらいの違い。このプランターを選んだのは、排水の穴がしっかりと開いていることです。
ただ底部のリング状の溝にあたる部分は穴が小さくて少ないので、ドリルを使って穴をいくつか開けました。
さて、「中国之華」を鉢から取り出します。
ボコッと外れます。ご覧頂けるでしょうか。横から見るとドラ焼きのような姿です。
この「中国之華」は自作の挿し芽から培養を始め、ゆうに10年を超えています。長く付き合って感じるのは、二次元的(平面的)に成長するということ。以下私の体験で記載します。
「玉獅子」や「黒牡丹」の系統でしたら、いわゆる樹木のような株姿になると思います。地上部は盆栽風の古木の姿、地下部は大樹の根張りのような姿です。地上部は天に向かって高く伸び、地下部は深く下に向かおうとすると思います。
一方、「中国之華」は面積を拡大する傾向があって辺縁部がジワジワ伸びていくと考えています。環境や育て方によって株姿は変わる可能性はあると思いますが、私の培養経験ではそのようなイメージです。
根は細め。水を吸う力は弱そうです(むしろ根に頼らず地上部で水を確保したがっているような印象があります)。ちょっとした風で葉を丸めるのですが、水をあげるとすぐ葉を開きます(休眠開けの時も、他のイワヒバに先んじてさっと開いています)。水やりは過湿にならないようにしています。
さて鉢に戻ります。
全部土を入れていません。発泡スチロールを活用
大粒の硬質鹿沼土を敷き詰める(最近日光砂が手に入りづらくなりました。←これは愚痴)
イワヒバをのせて高さを見ています。低いようなら、硬質鹿沼土を足します。
このサイズの株になったらもう大粒をメインで敷き詰める。
最後に小粒(日光砂を持っていたのでそちらを利用。なければ硬質鹿沼土)を敷き詰める。
尚、中粒は使っていません。
できました!イワヒバも気持ちよさそう~。