「ホビットの冒険」を観ました(少々ネタバレあり)。 | イラストレーター マルオユキヒロのへや

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「ロード・オブ・ザ・リング」のエピソードゼロともいうべき、「ホビットの冒険」をDVDで観ました。

最近は大作の映画もレンタル化が早く、ありがたいです。


(少々ネタバレあり)


高校の頃、原作の「ホビットの冒険」を読んで以来ファンなのですが(「ロード・オブ・ザ・リング」の原作の「指輪物語」は長すぎて途中で断念しましたw)、活字だった世界が見事に映像化されていました。中つ国の美しさやドワーフの王国の荘厳さやオークの非道さやドワーフの陽気さが、まるで本当にあるかのようでした。


原作通りの「なぐり丸」などの名称がちょっと面白いです。原文では「グラムドリング」という格好いい名前なのですが・・。また、「オルクリスト(ゴブリンキラー)」が「噛みつき丸」。何だか可愛らしいですね。


「ロード・オブ・ザ・リング」でも人気だったゴラムも勿論登場。今回のゴラムはビルボにしてやられてかわいそうです。


3部作との事で、ちょうどいい所でエンディングでした。原作と所々違うようで、確かサルマンは出てこなかったような・・。でも不自然さはなくて、まだ善玉側にいながらも少しガンダルフと意見の対立が見られて、これからの出来事を予見するようでした。


フロド以上に「家が大好き」で一見勇気がないように見えるビルボも、途中でドワーフのトーリンを助け、力がないながらも機転を利かせて仲間を救っていきました。今度は大蜘蛛との戦いかな?


主人公に見えない主人公として、これからの活躍が楽しみです。