大二病かぁ | イラストレーター マルオユキヒロのへや

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イラストの仕事をしていますので、その作業工程アップや日記、映画等の批評、またジャンルにとらわれない日々の事柄を書いています。

中二病から派生して「大二病」という言葉が作られたみたいですが、「中二病」の元はラジオパーソナリティ伊集院光氏が作りました。


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僕は伊集院光氏のラジオが大好きで、東京にいたときはよく聞いていたのですが、自分の中で、「ラジオは、影響力がある事も踏まえ、責任をもって大人が(ややアナーキーですが)面白い話芸を編み出していく」ものであると思っているので、無責任に悪口を書いては捨てていくネットの記事とは全く違うものだと思っています。それが今はラジオの言動までネットに流して全国に悪意の種をばらまいている、と思います。


僕も伊集院信者なので中立な立場ではありません。が、「中二病」という言葉を作った人として、彼が怒られているという話を聞いて、「それは違うだろう!?」と思わざるを得ません。


「中二病」という言葉は、伊集院が作った言葉から随分意味合いを変えていて、もともとは悪意のあるものでなく、「こういう人もいるなぁ」と面白がるものでした。でも、人の手をわたって、悪意のこもった「頑張ってる、また背伸びしてるが、空回りしている人を笑う」表現となってしまいました。


僕も色々空回りしてきましたが、必ずその「空回り期間」は今の自分の力になり、たぶん今の仕事が出来ているのも、色々な経験をしてきたからだと思いますし、今までの恥ずかしい言動も、いい思い出となっていると思います。


しょうがないのかもしれませんが、ネットの情報を鵜呑みにして、「サブカルに入っていくのはいけない」とか「空気を読める人になって、読めない人を笑いものにする」人たちが増えないことを望みます。