セクシャルハラスメントやパワーハラスメント、モラルハラスメント等、会社組織に限らず、やはり組織では様々なハラスメント(嫌がらせ)を受けることがあります。


 現に、私もいろいろ嫌がらせを受けてきておりますし、以前は本当に自殺も考えたくらい辛い体験をしてきました。


 まぁ、世代により、注意の仕方についてもかなり難しくなっているところがあって、小突くだけでも「パワハラ」と取られ、大騒ぎになってしまうこともあります。

私からすれば、そんな甘いことを言っていたら、どの職場でも通用するはずがないんじゃないの?と思ってしまう、前近代的なアナログ思考かもしれません。


ただ、社員を殴ったり、怪我を負わせたりするのは、もう教育を超えて、「犯罪」の域に入りますね。


今は、そういった相談窓口も出来ているようですが、なかなか勇気が出ない方も多いようです。専門家でしたら、そういう点では、守秘義務を有しておりますので、ご安心をなさって下さい。


行政書士 ケーエー法務事務所

 セクハラとともに、職場で問題とされるのが、「パワーハラスメント(略して 「パワハラ」といわれるものです)」ですが、実は結構大手の会社でも、つい最近まで行われていたものでした。



 皆様(特に関西の皆様)はご存知と思いますが、西日本旅客鉄道(JR西日本)で行われていた「日勤教育」と呼ばれるものです。これは何らかの業務上のミスをした社員に対し、教育と称して「草むしり」やら「トイレ掃除」などを一日中させるものです。


 100人以上の死者を出しました「福知山線脱線事故」で死亡した運転手も、その常連だったと聞きます。


 後有名なのは、北陸の某県に本社を有するT運輸の社員に対し、40年近くにわたり「教育」と称して、本来の業務につかせず、草むしりをさせたりしまして、パワーハラスメントに認定されました。


 私も、勤務時代は似たようなことをされてきましたので、された側は非常に屈辱を味わっているのだろうと無念でなりません。


 一日も早く、こういったハラスメント行為は、なくなって欲しいものです。


セクハラ相談窓口

これは、半年ほど勤めていた、投資用マンション販売(電話勧誘営業)の会社での出来事です(この会社は、

もう倒産しまして、経営者は行方不明になっています。)


ここの出勤時間は、午前5時半でした。社長とその愛人が一番乗りに来ますので(6時に)、鍵を開けておかねば、怒鳴られました。


そこで、仕事部屋の掃除とラジオ体操です。これは何処でもありそうな光景でしたが、その後、軍歌を最大ボリュームで流され、1日の販売目標をその場で発表でした。


朝礼の際、私はあるグループの責任者でしたので、まずは格好の餌食として、成績不振である旨を酷評され、

ボロクソにけなされました。


しかしここは仕事については、まぁ普通で、あまりワァワァ言われませんでした(ところが、この後は、愛人の自宅の掃除までやらされた挙句、2・3日は泊まらされるという屈辱も味わいました(しかも、隣の部屋では、二人は性交渉をしているらしく、あえぎ声を毎日聞かされ、苦痛極まりないものでした。)。


その為、半年で円形脱毛症にかかりまして、退職をしたのですが、その後会社からの嫌がらせ電話を2ヶ月近くにわたり受けまして、警察に相談しました。


その後、警察からの連絡で、経営者は覚せい剤使用所持の疑いで身柄を拘束され、愛人ともどもブタ箱に入れられた、ということを聞きまして、ホッとしました。


まぁ、他にもいろいろありましたが、思い出すとフラッシュバックしてきそうですので、この辺でやめておきます。


セクハラ相談窓口