フジテレビのスポーツ中継の看板アナ・長坂哲夫(42)が南アフリカで“セクハラ騒動”を起こして厳罰を受けていることが日刊ゲンダイ本紙の調べでわかった。
長坂は先月24日から27日まで、サッカーの「コンフェデレーションズカップ2009」中継のため、南アに滞在。そのときに“セクハラ行為”に及んだという。
「酔った長坂が酒席で一緒だった日本人の女性スタッフに“ホテルまで送って欲しい”と頼み込んで一緒に帰り、自分の部屋に無理やり連れ込んで事に及ぼうとしたそうです。結局、“セクハラ行為”は未遂に終わりましたが、女性はショックを受けて……。現地でも大騒ぎです」(マスコミ関係者)
この騒動を受け、フジは長坂に16日付で懲戒処分を下した。副部長職を解き、アナウンス部から総務局へ異動。また、編成局長、スポーツ局長、アナウンス室長ら、関連の上司6人に減俸処分を科した。長坂はすでにフジの公式HPからプロフィル等が削除されている。
フジ広報部は「スタッフに対するセクシュアルハラスメント行為があったため、長坂には16日付で懲戒処分を下しました。ただ、具体的な案件に関しましては、相手のあることなので、何も申し上げることはできません」と説明した。
長坂は早稲田大法学部を卒業後、90年にフジに入社。野球、サッカー、F1、格闘技などのスポーツ中継を担当し、昨年の北京五輪にも派遣された。「長坂がサッカー日本代表戦を実況すると負けない」という“不敗神話”の持ち主で、日本がW杯初出場を決めた98年フランス大会予選のイラン戦や、02年日韓大会で初勝利を挙げたロシア戦の実況を務めた。
フジでは、同じくスポーツを担当していた渡辺和洋アナ(33)のスキャンダルが1年前に報じられた。コンパニオン女性との不倫ハレンチ写真騒動を起こしてレギュラー番組を降板し、現在はCS放送に追いやられている。
フジのアナはカン違いしてるとしか思えない。
(日刊ゲンダイ 2009年7月18日掲載)