【社会人基礎力の土台となる人間性・基本的な生活習慣】

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『ひとりの人間として社会生活を送るための責任感や思いやり、公共心、
 倫理観、基本的なマナー、一般常識・教養、規則正しい生活や勤勉性などの
「人間性・基本的な生活習慣」は全ての活動の基盤となります』

社会人基礎力とは、
「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」

その社会人基礎力の土台となるのが「人間性・基本的な生活習慣」

能力や知識以前に、この土台が揺らいでしまっています。

高度経済成長時代の能力・知識偏重により、
人間性や日々の生活習慣、生活態度、暮らし方など
が度外視されていたことの影響も大きいと思います。

でも、経済成長が終焉し、新しい価値を生み出すことが必要な時代。

多様な価値観を持った人たちと仕事をしていくためには、
自分なりの価値観を持ちながら他の人の価値観も受け入れ
協調性を持って仕事の成果を上げる必要があります。

そのために、一般常識や基本的なマナーよりもっと大切なこと、

礼儀礼節を大切にすること、嘘をつかない、
素直になる、正直である、責任感、思いやりなど、
人としての当り前なことを実践すること。

その中でも、特に欠落してしてしまっていると思うのは、
公共心、規範意識、社会の一員としての自覚と責任感や、
誰かのためになること、目の前のことに一所懸命になること、
勤勉実直に働くことといった取り組み方、生きる姿勢。


そして、基本的な生活習慣。

基本的な生活習慣が身についてこそ、人間性を損なわない
健全な心身でいられると考えられます。


変化が激しく、価値観が多様化した現代では、
社会的な活動の基盤・土台は人間性と基本的な生活習慣。

自戒も含めて、
「全ての活動の基盤となる人間性と生活習慣」を
見つめて行きたいと思っています。
自分らしい生き方や働き方を考えていく上で、
時代がどのように変化していて、その変化に対し
自分はどう適応していくのか?


しっかりと考えていく必要があります。

"お金"や"出世"より大事なことーー2030年の働きかたはどう変わる?
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/30/2030-recruit_n_6079834.html

この記事にあるように、少子高齢化が進み、人口が激減し、
2030年には、65歳以上の高齢者が人口の3割を占め、
日本の人口は1000万人以上減少します。

また、クラウドソーシングなどのインフラ、
技術革新、グローバル化、情報の即時性など
様々な要素が組み合わさって、変化はますます激しくなります。

そんな激変する変化の中で、個人の「働く」はどう変わるのか。

『今後は、新卒で就職して同じ会社で社員としてずっと働く
 という働きかたではなく、育児や介護など、自分のライフ
 イベントに合わせて、一度辞めたり働きかたを変えたり
 しながら働き続ける、サステナブル・キャリアという
 考えかたがキーワードになる』

『サステナブル・キャリアを築くには、
 「報酬や会社の知名度といった従来の基準ではなく、
 自分なりの基準で仕事を選ぶことが大切」』

先ずは、
自分としての働く意味を明確にすること。

そして、自分はどういう生き方・働き方をしたいのか
はっきりとさせていくこと。

その中で、自分のライフイベントに合わせて、
サステナブル・キャリア(持続可能なキャリア)を形成していくためには

代替不可能なキャリア<海外など安い人件費に置き換えられないキャリア>
持ち運び可能なキャリア<他の会社、他の業種でも通用するキャリア>


も合わせて形成していく必要があります。

時間的な変化に対し適応できるだけでなく、
対競合の中での自分の強みを持つという概念。

時間的な変化があると、環境も変化する可能性が強くなり、
環境が変化しても持ち運びができるキャリアをつくる必要性。

もとても重要になってきます。
こちらの記事から
 ↓ ↓
●仕事が自分に合う・合わない


社会人としてのキャリアや経験値からみて、
入社後の5年間をどう過ごすかで
その後の飛躍度に大きな差が出ると思います。

1年目で、学生気分ではいられない意識の変革、
社会人基礎力、ビジネスの基礎の基礎、
現場の雑用をこなし、思い通りにならない経験を乗り越え、
試行錯誤しながら毎日が学び・・。
目の前のことに一生懸命になりながら、信頼を獲得し、
社会人基礎・ビジネス基礎、体力、耐性の骨格をつくる。


2~3年目で、仕事を覚え、仕事を完結できるようにし、
毎日の工夫した努力で、仕事の完成度を少しづつ上げていく。

4~5年目、そうして、
頑張ったことで仕事を任せられるようになり、
なんとかいろいろなことにチャレンジできる。


30歳以上になると責任がついてくるから、
大きな失敗が許されなくなり、
なかなか大胆なチャレンジができなくなることも多いようです。

だから、
20代の比較的責任が重くなく楽な立場の時に、
いろいろチャレンジし、失敗し、学び、成長していく。

チャレンジし、失敗し、学んでいくことで大きく成長する・・

不幸にして、ブラックな企業に入社してしまったり、
体を壊すような環境に身を置いてしまったら転職も慎重に考えるべき。

でも、

自分のためという視点から見れば、
合う合わないで会社を変わることのリスク
(新しい会社ではまたゼロからスタートすることも多い)もある
ことも考慮すべきと思います。


そもそも、
仕事が合う合わないなどすぐにわからないし、
多くの仕事は多岐にわたるので、合う部分と会わない部分があると
考えた方が良く、その仕事に自分がどう向き合い適応していくか、
そして、どんな仕事が与えられても成果を出せる力が
いま大きく求められているということも
知っておくべきだと思います。

個人的な経験値からの意見としては、
会社選びの重要な要素として、
社風や風土が自分に合っているかという点と、
社会人として成長できる環境があるかという点は
とても重要だと感じています。

ただ、今、雇用環境が厳しく、
そんな会社選びは現実的ではないことも多いはず。

それでも、どんな環境でも、自分のために、
いろいろと作戦を考え、社会人としての
歩を歩み続けることを忘れないでほしいと思います。

こちらの記事から
 ↓ ↓
グーグルCEO
「20年後、あなたが望もうが、望むまいが現在の仕事のほとんどが機械によって代行される。」



『人工知能の急激な発達により、現在日常で行われている
 仕事のほどんどを ロボットが行うというもので、近い
 将来、10人中9人は今とは違う仕事をしているだろうと
 述べています。

 「テクノロジーは仕事の効率を10%向上させるものでは
 なく、効率を10倍良くするものです。あなたの生活は
 今よりも劇的に良くなり、生活にかかるコストも信じ
 られないほど安くなるでしょう。」』

別に悲観的になる必要はないが、
機械が非効率を改善し生産性が大幅に高まることは事実。

クラウドも含めてテクノロジーの変化で、
「仕事」も「仕事環境」も大きく変化することは確実。


“仕事をする” という考えを大きく変える必要があります。

ビル・ゲイツも人々にしっかりと
来るべき未来を意識するようにと警告しています。

でも、たとえば
サードパーティーコーヒーのように、
こだわりとひとりひとりへのきめの細かな対応など、
機会には出来得ない、機会には代行できない(少なくとも当面は)
仕事ももっとクローズアップされるはずです。

また、
ソーシアル、公共性、社会的使命感など
経済至上主義ではない新しい「価値観」の潮流も確実に起きています。

組織で働く人にとっては、
仕事環境も仕事も組織が決めていく要素が強いもの。

変化の激しい時代だからこそ、その組織の中だからこそ、
生きていく仕事は、今後ますます増えていくはず。

その意味で、自分にとっての「価値観」をはっきりさせ、
「価値観」の合う職場環境で働くことはとても重要になってきます。


大切なことは、

あくまでも機械が主役ではなく手段であり道具である!

主役は人間であり、
機会を手段として道具として操るのも人間である。


ということ。

だから、

「仕事」も「仕事環境」の急激な変化を常にウォッチし、
自分の人生の主役として、自分は、どんな価値観、人生観、仕事観を持ち、
急激な変化の中でも、持続可能で、代替不可能などんな存在になるか?


有意注意した方が良いと感じます。

こちらの記事から
 ↓ ↓
自分が働く本当の目的を知ることができるたった1つの質問
http://www.lifehacker.jp/2014/10/141014_purpose.html

『誰もが自分のやっていることが何か意味のある 
 大事なものだと感じたいものです』

仕事はどれもしっかりと意味を持ちます。

でも、
自分にとっての意味がはっきりしないと、
仕事が心から喜べないことも多いですね。


自分にとって、働くことの意味、
働くことの目的が明確であればそれだけ、
仕事が充実し成長できる要素が強いことは事実。

この記事では、働く意味・目的を知る方法として、
以下の質問を挙げています。

『あなたが人生で直面した自分の根本的な課題は何ですか?』

そして、
自分と同じ課題を持ってる人を助ける。

私個人の経験としては、とても具体的かつ重要な
働く意味の見つけ方だと思っています。

もちろん、
ほかの方法もたくさんあると思いますが・・

自分が人生で直面している課題は、
その人が人生の中で解決すべきこととして、
その人が解決するべく必然的に与えられているようにも感じます。

その人が乗り越えられない課題は、その人に訪れないとも・・・


その人が人生の中で、課題に正面から立ち向かい、
頑張ってその課題を乗り越えていく。
そして、磨かれて成長していく。

そこに、
生きる意味や働く意味があるように思えてなりません。


もちろん、働く意味は人それぞれ、
収入を得るため、好きなことをするため、自分のスキルを磨くため・・

でも、

「今の仕事で毎日本当に満足感が得られているか?」

とココロで問うている人にとって、

本当に満足すること、ココロが喜ぶことといった、
もっと自分の根源的な部分から意味を考えていくことをお勧めします。


パソコンの進化が止まったとき、あなたの進化が始まる
http://www.huffingtonpost.jp/tomoyuki-negishi/imac_b_6002878.html

『明確な目的をもってコンピュータを道具として使い込めば、
 必ず気付きや発見がある。そこから学びが始まる。

 コンピュータの根本的な力は「自動化」にある。

 人間は、生産性を上げるためにサボれるところは
 サボってをラクをするべきなのだ。
 その道具としてこそ、コンピュータの自動化の力が
 使われるべきだと思う。パソコンの進化が停滞してきた今こそが、
 みんなが知識を共有して、新しい力を手に入れるときなのだ。

 自分の抱える問題を分析し、頻出するパターンをみつけ、
 それを自動化・省力化できないか考え、解決可能な方法を
 検索して探せばいい。

 パターンさえ見つかれば、自動化・省力化は可能だ。
 大事なのは諦めずに試行錯誤を続けることだけだ。

 そのための時間は惜しまなくていい』

コンピューターは道具である。
何かに生かすためにあります。


子どもから老人まで、誰もが使える道具になった一方で、
コンピュータの持つ本来の力が利用されず、
単に電気仕掛けで動く紙と鉛筆としてしか
使われていないことも多いと思います。

たとえば、
エクセル自体を使うことが目的ではなく、
エクセルを利用するのは、業務の効率化に生かすためなどに
エクセルを使っているはず。

新しい性能を使い倒して楽しむマニアならともかく、
フツーの人は何かに生かすためにコンピューターを使っているはず。

でも、目的を達成するために、
コンピュータの持つ本来の力が利用されていない。

日々の生活の中で使える時間は限られています。

その限られた時間をより快適にし、密度の濃くし、
生活の質を高めるために自分にとって大切なことを優先すべき。

だから、
コンピューターに任せられることは、
自動化・省力化し、サボれるところはサボって楽をしていいと思います。

この記事にあるように、
新しい進化に向けて、ひとりひとりの個人が
意識を変えていくことが重要だと思います。


それと同様に、
コンピューターを扱う側の人たち、
関連する業界の人たちが、

単にハードウエアやソフトウエアを扱うのでなく、
ひとりひとりの抱える課題を解決するための道具として、
そのコンピューターを活用する。

その課題を解決していく道筋を提示していく、
という意識の転換、仕事の転換をはかるべきなのだと感じます。


こちらの記事から、

元グーグルCEO 「メール返信の速さが本当に強い企業文化を作る。」
  ↓ ↓
http://lrandcom.com/response_asap

『すぐ返信する。世の中にはメールの返信が速く
 信頼できる人とそうでない人がいる。
 前者になるように努力しよう。私たちが知っている中でも
 とびきり優秀で、しかもとびきり忙しい人は、
 たいていメール返信が速い』

さらにシュミット氏によれば、
誰にでも速くメール返信することでコミュニケーションの
好循環が生まれ、フラットで強い企業文化が作られるそうです。


『カリフォルニア大学アーバイン校のJudy Olson教授によれば、
 Facebookメッセージなども含め、声や体の動きがわからない中、
 テキストだけで行われるコミュニケーションではどれだけ
 速く返信するかが、その人への「信頼度」を表すそうです』

『素早い返信で「常につながっている状態」が作られることで、
 企業の限界生産性(marginal productivity)が上がる』

忙しければ忙しい人ほどメールの返信が速いということ。
相手とのコミュニケーションを重要視するからこそ、
プライオリティを高め、忙しさの合間に即時にメール返信をする。

それが、
相手との信頼関係を高め、仕事の生産性を上げ、
好循環を生み、新しいチャンスを広げることを知っているから。


逆に、
忙しいから、メール返信が遅くなってしまうという人は、

相手に対する信頼度が低い、仕事の生産性が低い、
悪循環に陥る、チャンスから遠ざかる。

それを意図しているか、知らないでいる・・

英語の動詞にrespondがあります。
「答える、応じる」という意味です。

respond の名詞形がresponse(レスポンス)「答え、反応」です。

また、このrespondは、転じて「責任を果たす」という意味もあります。

つまり、相手との反応や対応には、常に答えを出すという意味も、
責任を持って責任を果たすという意味も含まれているということ。

メール返信に限らず、素早い対応、素早い反応をする人は、
相手とのコミュニケーションに対し、責任を持って取り組み、
それが強い信頼関係を生み出していく。


『ビジネスに限らず、日常の生活においても
 コミュニケーションが上手くいくか、
 いかないかが成功の命運を分けると
 言っても過言ではありません』

『動画のコミュニケーションは音声よりも信頼度を高め、
 音声はテキストよりも信頼度が高いのも事実です』

もちろん、より良いコミュニケーションをするために常に工夫も必要です。

『声や体の動きが見えない中でコミュニケーションを取ることが多い現在では、
 メールを圧倒的に速く返信するだけでも大きな付加価値になります』

コミュニケーション力を高めたい。
顧客との信頼関係を高めたい。
何か新しいチャンスを生み出したい。
よりよい連鎖を生み出したい。
・・・・

と思っているなら、理屈抜きにレスポンスする。
メール返信をすぐにする、素早く対応する等、
やれることすぐに実践することをお勧めします。

こちらの記事から
  ↓ ↓
「同じ会社で定年まで勤め上げる」ことは、ただの自己満足?
http://www.huffingtonpost.jp/hikaru-adachi/retirement-age_b_5971786.html

その企業がどのような状態にあるかが大きなポイントだと思います。

その企業の中で自分がどのような状況に置かれているか?
自分に求められていることは何か?

「変革を起こしたいと思っている」会社にとって、

「ずっと同じ価値観の中で、同じ仕事のやり方で、
同じ人たちと仕事をしてきた」高い給与の社員は、
コスト的な面だけでなく、社内の変革に向けての
風紀にも影響します。


社員の忠誠心と会社の業績には異論があります。
社員の会社への忠誠心が高いほど、業績は良くなるはずです。

100年企業と呼ばれている長く存続している会社は、
社員が長く働いている比率が高いようです。

「変革を起こしたいと思っている」会社への忠誠心は、
率先して変革のリーダーになること。

100年企業のような老舗の会社だって、
業績を高めるため日々努力向上し続けています。

社内ネットワークはとても大事、でも忠誠心もなく
外部の情報を遮断するネットワークは、
良貨を駆逐する悪貨でしかありません。

個人の生き方・働き方としても、変化が激しい時代。

業種業態によりますが、事業の寿命はそう長くなく、
たとえ事業寿命が長いとしても、市場や顧客や競合は
常に変化しており、内部での変革が求められます。


『もしいずれリストラに遭うと考えたら、
 何十年も同じ会社にいるよりも、
 複数の会社を経験した方が、経験値も柔軟性も増すので、
 新しい働き先を見つける可能性が高い』

という考え方も重要です。

でも、
100年企業のように、社長は社員を大切にし、
社員は会社への忠誠心を持ち、社内が信頼関係で結ばれ、
社長も社員も一丸となって、業績を上げることに専心する。

「この会社で定年になるまで勤め上げたい」と思える
ことはとてもステキに思います。


『順境とか逆境とか、貧富ということを
 苦にするとせぬとは、
 目的が定まって居るか居らないかにある』
               犬養毅

「目的地がなくただ目の前にある道を歩いている人には、
 悪路を歩くことは耐え難いと感じられるが、
 それが定まっている人には越えるべき困難、解くべき課題に見える」
                  志 混迷の時代道を開く言http://stat100.ameba.jp/common_style/img/editor/icon_preview.gif葉130 久恒啓一著

問題とは、あるべき姿と現状のギャップ(差異)と言います。

自分の問題とは、
自分が思い描くあるべき姿と現実の姿に
違いがあること。

自分の問題を解決するということは、
そのあるべき姿と現状のギャップを
どう埋めていくかを考えること。

最適なギャップを埋める方法、
「何をするか」「何をすべきか」
を考えていくこと。

だから、
目の前の現状の状態だけを見れば、
とてつもない悪路であっても
目的地がある人には、それは通過点でしかない。

どうしたら、その通過点を乗り越えるか?
そのために「何をするか」「何をすべきか」を考える課題となる。

目的を持つこと、目的地をはっきりさせることの大切さを痛感します。

目の前の状態を、
順境(恵まれている)・逆境(恵まれていない)
で判断してしまうのは、
目的が定まって居るか居らないかはっきりしないから?

だったら、
誰もが目的を持てばよい。
目的地をはっきりさせればよい。

とシンプルには思いますが、

現実の世界では、シンプルに目的や
自分のあるべき姿を描けない人も多いはず・・・

想定外の変化が起き、多様な社会の中で、
自分の人生の教科書は自分で創って行く時代です。

こちらの記事から
 ↓ ↓
http://www.huffingtonpost.jp/yuuya-adachi/consumption_b_5933680.html

『少なくとも「~を買うことに憧れます。」という発言を、
 最近は見かけることが少なく なったと感じている。
 代わって多くの支持を集めるのが、
 「~をやってみた」「~をつくってみた」
 「~に行 ってみた」などの、コンテンツの創造活動だ。
 消費活動から創造活動へ、多くの若者が嗜好を
 シフトしつつあるのではないか』

消費が個人のアイデンティティーを
決定するという考え方は古臭くなっている?

ウィキペディアによれば
「自己同一性(じこどういつせい、セルフ・アイデンティティ、
 英: self identity)とは、自分は何者であり、何をなすべきか
 という個人の心の中に保持される概念。
 時にはアイデンティティもしくは同一性とだけ言われる事もある。
 エリク・エリクソンによる言葉で、青年期の発達課題である」

消費活動から創造活動へシフト。

アイデンティティーというコトバには、
活動だけでなく、在り方や活動の指針になるものも包括している
ように感じます。

have(何を所有しているか)より、
do(何をしているか)、be(どう在るのか)。

haveも単なるモノでなく、モノが持つ価値やスキル、経験値。

doも単なる行動でなく、自分の在り方による創造、活動。

つまり、
単独でなく、

be+have+do

何に基づき、どんな在り方をして、どんな価値観や想いから、
どんな価値を、どんな経験やスキルでどう創造していくか?

個人のアイデンティティーを決定する要素は確実に
変化していると感じます。