皆さん、「先輩」って言葉に憧れってありますか?
私は特にありません。
作画の平山でした~。

これで終わりにしたら、各所から速攻で「ちゃんとしろ」ってメールが来そうな気がします。
そんな訳にも行きませんので、続けます・・・。

「se・きらら」では唯一の「先輩」である泉ですが、そんな泉は、ある一人のスタッフの
「憧れの先輩」と言う言葉に対する、強烈な拘りが生んだキャラです。

立ち上げ当初の会議の際、「攻略出来るキャラを何人にするのか?」とか、
「年下、年上を入れるのか? 入れないのか?」等、色々基本的な事が議題になりました。

普通、その辺の事はフォーマットで決まっててもよさそうな物ですが、
「ギャルゲーに対する知識は皆無ですが、何か?」みたいな素人ばかりが集まって、
自分の嗜好を好き勝手言ってるのが「se・きらら会議」だったので、
その辺から大真面目に決め込んで行かないといけなかった訳です。

そんな訳で、色々な事を話し合いますが、話は次第次第に発展し、最後には
「僕の、私の学生時代」と言う、単なる記憶披露の場になって行きます。
良い歳した連中が、集団で過去の時代にトリップしている訳です。
皆キラキラした目で、かなり不気味です。
とか言う私も、その仲間な訳ですが!!


その後、話はやっと本題へ。

「で、年下は? 要る?」
「・・・要らないんじゃない? 絡ませ辛いし・・・。」
「じゃ、無しで。」

「年上は要る?」
「要る♪ 良いじゃないスか?! 先輩っすヨ!!」

「絡ませ辛くないですか?」

「辛くない!! 大丈夫!! 優しい先輩っすヨ!? 居なきゃ駄目っしょ!?」

「・・・矢張り難しいでしょ? 同い年じゃないと~。」
「難しくない!! 大丈夫!! 優しくて清楚な先輩っすヨ!? 
絶対、間違い無く居なきゃ駄目っしょ!?」



瞬く間にキャラが固まって行きます・・・。

因みに、私は「要らない派」の人でした。
何故か?

ちょうどその頃、高校時代の部活の先輩だった女性から、リアルに連絡が来ていたので、
「先輩」と言う言葉は「ドリーム」にならなかったのです。
優しくて綺麗な先輩でしたが、でも「現実」だし!!
しかし、そんな私が「先輩キャラ」である泉の担当になっています。
不思議過ぎます!!

さて、そうして生まれた先輩の泉姉ちゃんですが、「先輩が必要なんだ~~~~!!」と
終始主張しまくっていたM◯Xさんから見て、現在の泉は理想の先輩になっているのでしょうか?
そして、ユーザーの皆さんの目には、泉はどの様な「先輩」として映るのでしょうか?
色々期待しつつ、魅力溢れる存在になる様、皆で頑張って行こうと思います。

そんな泉姉ちゃんの誕生月は、現在ただ今の7月です!!
そう、今、この瞬間です!!
と言う事で、現在記念壁紙描いてます。
近日中にDL出来る様になる筈・・・筈・・・・・・頑張ります・・・。

そんなこんなで、泉姉ちゃんの活躍想像図の一部をペタリ→
(思い付いた絵を描き留めておいて、脚本家さんに送っていた物の一枚です。
「se・きらら」は、こんなやり取りの中で創られております。)

最後に、40過ぎた我々の言う「憧れの先輩」って、
実際にはどんなキャラなんでしょうかね?


MA◯さん、今度その辺を飲みながらでも・・・。

作画の平山でした~。