はじめまして。脚本総監修:上江洲誠(師であり兄貴分)の鞄持ち、新人ライターの関根です。

このたび、このse・きららで、初のゲームシナリオを書かせていただけることになりました。

どうぞよろしくお願い致します。


新人ライターが、なぜこのようなビッグな企画に参加できたのか。

その謎にお答えするため、まずは自己紹介と、参加の経緯をお伝えさせていただこうと思います。


私は以前、アニメの製作会社で、制作進行として働いておりました。

2年間働いた後、本格的にアニメの脚本家を目指すべく、シナリオ学校へ通い、

去年の8月、とある面接場で、脚本家である上江洲さんに念願の弟子入りを果たしました。

本当はまったくちがう職種の募集だったのですが、机に頭をこすりつけながら、

「上江洲節派の脚本家になりたいんです!」

とひたすら訴えたところ、

「面白そうだから」

という理由で、鞄持ちにしていただきました。

一生分の運を使い果たしたんじゃないか、と不安に思いました。


それから2週間後、このse・きららのお話を聞きました。

すでに4人のシナリオライターの方が決まっており、設定を見せていただくだけと思っていたのですが、

その中に、『眼鏡女子』を発見し、

「この眼光! この目力! なんと好みの女の子であろうか!」

と大騒ぎをしたところ、

「ええい! そこまで言うなら書いてみろ!」

と、深雪真奈(さん)を書かせていただけることになりました。

ここで、一生分の運を使い果たしたんじゃないか、という疑惑が確信へと変わりました。


そして、期待と不安を入り混ぜながら、ツーステップでうかがった、初会議の日。

「自分はこの場にいてもいいのだろうか……」

ズラリと並んだ著名の方々を前に、不安は恐怖へと変貌を遂げました。



そんなわけで、ひょっこりもぐりこんだわけですが、皆さん危険なだけとても優しい方々です。

身をすくめてばかりもいられませんので、癒し写真を掲載します。

うちに住んでいる(住みついている)タヌキの子です。

2009年発売予定 PCゲーム「se・きらら」 スタッフブログ

夕方になるとコウモリも飛んでいますが、東京在住です。


関根聡子@シナリオ