構築のコンセプトとしては動画内で詳しく説明しているが…
①襷マッスグマで電磁波(電磁波が通らない相手には凍える風)で素早さ操作
→相手の攻撃を襷で耐える
②素早さの下がった相手にシンプルビームを照射。相手の特性を「たんじゅん」に変える。
→相手の攻撃でマッスグマダウン。
③サーナイト登場。相手の特性「たんじゅん」をトレースでコピー
④相手の上をとっているので、瞑想,影分身で能力上昇(単純のため、能力上昇は2倍となる)
⑤十分に能力を上げたと判断したら、「アシストパワー」で一掃
動画内で使用したマッスグマ,サーナイトの努力値配分などは以下の通り
マッスグマ@襷
陽気(最初は恩返しを入れてたため)HS
特性:はやあし
技…つぶらな瞳,シンプルビーム,電磁波,凍える風
サーナイト@食べ残し
臆病HS
技…アシストパワー,影分身,瞑想,みがわり(通常バトルでは悪タイプに打点が無いため、この枠はドレインキッスとの選択になる)
起点さえ作ってしまえば、かのジャロゴーリ以上に相手の精神を疲弊させる害悪構築といってもいいかもしれない。
シンプルビームを照射できるポケモンとしては、他に「ノー天気」で天候無効にできるゴルダック,ノーマルスキンによって地面タイプにも電磁波を撒ける「エネコロロ」等がいるが、僕がマッスグマを採用したのは、以下の4点の理由。
①素早さ種族値が100とシンプルビームを使えるポケモンでは、最速のポケモンである。
②電磁波の効かない相手には「凍える風」そうでない相手には「電磁波」と、ほぼ確実にサーナイトが上を取れるように素早さ操作ができる。(エネコロロも該当するが、素早さが70と低いのがネック)
③夢特性「はやあし」によって、わずかながらの麻痺対策になる。この構築は「相手の素早さを下げること」と「シンプルビームを照射する」の2点を確実に行う必要があるので、10万ボルト等の追加効果で麻痺を引いた場合、シンプルビーム照射に支障が出る可能性があるから(麻痺バグは考慮外)
④相手の攻撃力を下げる技を持っている。具体的には「甘える」と「つぶらな瞳」のことであるが、特性「たんじゅん」となった物理アタッカー相手にも攻撃力を大幅に下げることができる。
自分は相手の先制技持ちにも攻撃力を下げることができるよう、「つぶらな瞳」を採用しているが、単純下の甘えるは4段階も下げるので、物理型をより機能停止させるのであれば、そちらもお勧め。
これに加えて逆さバトルだと、「マッスグマは太鼓神速型が有名なため、サポート型とは読まれにくい」という理由があった。
サーナイトの身代わりの枠は「ドレインキッス」も候補だが、個人的には悪タイプに打点が無くなっても「みがわり」を採用したほうが良いと思う。
理由としては2つあり、1つは耐久型の天敵である「どくどく」回避のため。もう1つは起点にしたポケモンを倒した後の「後続の物理アタッカー」に対して、安定して立ち回るためである。
サーナイトは「エメラルドでの教え業である【まるくなる】」を除いて防御を上げる積み技を覚えることができない。そのため、物理アタッカーへの対抗策が「影分身による回避」だけとなってしまうこの型には不安が残ってしまうからである。
この辺りは「悪タイプにも対処可能にする」か「後続の物理アタッカーにも安全に戦えるようにする」か好みの分かれるところだと思う。
…という感じでサナックマの基本情報をある程度まとめてみました。
個人的に使ってて楽しい構築なので(ゲス顔)、もっと使い勝手がよくなるように改善していきたいですね^^
おしまい