元気になってきた今日この頃

 

ふと今、

眼球摘出した上で

 

今後、同じように目の中にガンができて

 

眼球摘出か放射線治療を選ぶなら

 

どっちを選ぶだろうと思った。

 

それがきっと同じような人の助けになると思ったから

 

そもそも自分が眼球摘出を選んだ理由は

・腫瘍が大きかったこと(横18mm、厚み10mm)眼球摘出後の病理検査では(横15mm、厚み9mm)

・放射線治療しても視力の低下は確実で、見えなくなる可能性も高いこと(視神経近くまで腫瘍があった)

・転移の可能性は眼球摘出と放射線治療は変わらないと言われたが、摘出した方が気持ち的に転移の心配がないと思ったこと

・片目がなくなることにあまり抵抗がなかったこと

・摘出するとその後の治療がないこと

・摘出した方が青年海外協力隊にいけると思ったこと(合格し、派遣が決定していました)

 

簡単にいうと、早くガンとおさらばして青年海外協力隊にいくんだ!

という気持ちでした。

 

そして、眼球摘出をした後に、摘出する前に思ってたことと違ったのは

 

片目がなくなることの心理的なダメージでした。

 

片目がなくなっても前向きに生きていける!

もともとスーパーポジティブに生きてきた自分は謎の自身があり、

手術が決まってからも、摘出した直後も心理的なダメージはあまりありませんでした。

 

心理的なダメージはいつきたかと言うと、

退院してからです。

 

術後1週間経たないくらい。

 

ガンと診断され、摘出すると決めて、手術日が決まり、手術をして・・

慌ただしく過ぎる日々に落ち込む暇もなかったのかもしれません

 

朝起きて、ガーゼを外し、鏡を見ると

そこには片目のない自分が写っている

 

自分だけど、自分ではない

 

片目のない自分と向き合う日々がはじまりました。

それは、自分が想像をしてたより遥かに辛いものでした。

 

片目の自分を受け入れる。

それができたのは・・いつだっけ笑

 

スーパーポジティブだと思ってた自分は、

見た目を気にする思ってたより小さな自分

人から見られたくないと思う臆病な自分

髪を人生で一番伸ばし、メガネをかけ、下を向いて歩き

人と顔を合わせたくない弱っちい自分でした。

 

それくらいダメージはでかかったのです。

人に涙を見せるのは嫌だけれど、1人でいると何度も涙が出ました。

 

と振り返っていると、

放射線治療の方がよかったの?

眼球摘出して後悔しているの?

と思うかもしれませんが、

 

全く後悔はしていません。

放射線治療の方がよかったのか。

と聞かれると放射線治療をしていないのでわかりません。

 

書き始めて、全く今後の役に立たへんやん笑

 

と思う内容になってしまいました・・

 

当時、ネット検索したけれど、

ぶどう膜悪性黒色腫で、

放射線治療した人も眼球摘出した人の情報を見つけられなくて

どっちがいいのか知りたくて

今こうやって書いているのですが、

 

一つだけ言えるのは、

現状では正解がなくて

でも、自分で決めるしかない

のだと思います。

 

誰かに言われて決めると、

やっぱりあっちがよかったと人のせいにしてしまいそうで。

 

私個人の話で、腫瘍の大きさや年齢、境遇にもよると思いますが

自分で決めて眼球摘出した今、後悔は全くないというのが、今の心情です。

 

放射線治療をもし自分で選んだとしても、

もしかしたら同じ内容を書いているのかな・・

とも思いました。

 

よくわからない内容になりましたが、少しでも誰かの役にたてますように。