木ノ下歌舞伎「東海道四谷怪談」ご来場ありがとうございました! | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

木ノ下歌舞伎「東海道四谷怪談」が全ステージ終了しました。
汗ばみがら、四谷の田宮神社へお詣りに行った日から、
紅葉が色づくまで長いような短いような日々でした。
私は途中別の舞台に出演させていただいたり、
歌舞伎仕事をお陰様で活発にさせていただいたりで
稽古にあまりつけず悔やまれる思いでしたが、
作品を見て、感じて、様々な感情が揺り動かされました。


それから、責任編集させていただいた
「木ノ下歌舞伎 瓦版」無事に完成しております。
既にお手に取っていただいたかと思いますが、いかがでしょうか。

内容もサイズもとにかくボリューム満点(笑)
今回は対談に初演の四谷怪談を観てくださった
田中綾乃さんに聞き手をお願いしまして、
大変なる読み応え。私も7年前のことは知らないので、
歴史を辿る意味でも非常に面白いお話でした。綾乃さん本当にありがとうございます!

来年は木ノ下歌舞伎 文芸部もさらに頑張ります。


そんなこんなで、今年の舞台はこれにておしまい。
振りかえるにはまだ早いけど、今年もいろいろ経験させていただきました。
特に現場毎で自分が役者から、それ以外の役割のシフトというのは
物理的にでなく、とっても大変な、覚悟のいる作業だということを
ひしひしと感じつつ、もっと強くたくましくならなければと思っています。
とにもかくにも、わたしはわたしでしかないし、
寒くてもアイスは食べます(意味不明)

たまたま関根勤さんがテレビで言っていた
「悔しさ貯金」という言葉や

こどもの城を通り過ぎるときにやっていた
「てこてこパーク」や

素敵な女性からいただいたうさぎの本に癒されながら頑張れました。


この先何万回助けられるかわかりませんがよろしくうさこ



今回の作品で、飛行機やヘリコプターの音が
使われていましたが

キノカブという団体自体もこの公演を経て
なにか、音をたてて、どこかへ向かって加速しているような
ゴゴゴって力強く滑走路を走る音がしました。

私も飛べるよう
来年まで
ガソリンいっぱい飲んでおきます。