秋は危険がいっぱい | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

芸術の秋。

ということではないんだけど、横浜トリエンナーレに行ってきました。

今年のテーマは

「OUR MAGIC HOUR」

だそうで。
(ちなみに帰ってきてから知りました。すみません)

いろんな展示や企画を回ったので、全部紹介することはできないから
メイン会場である横浜美術館から、記憶に残った作品を。

その一、「ぐるぐる」(作品名忘れました)

一人分の衣服をほどいて渦巻きにした作品。がひたすら並んでいる。
しかもどれ一つ同じものはない。


上からみた図。

この作品と、作品をみる自分たちも作品。




その二、

これ、レコードをろくろにしてるの!


つくる作品の形状によって、鳴る音が変わるの!


しかもちゃんと立派な茶碗できてるし。





あ、これは連携プログラムの新•港村での出会い。

ここの倉庫での展示はいい意味でゆるゆるで、「私たちアーティストたちの生き様をみて!」的なおしつけがなくて面白かった。

「すぐ戻ります」の立て札が出てるブースがやたらと多かったし(笑)


あと、横浜美術館の中で一番鮮明に残ったのはアラーキーこと荒木 経惟氏の花の写真。


美しいのに、死の匂いがする、強く危うい作品だった。


ふむ。





そんな感じで一日アートを堪能しました。
そしたらお腹が空きました。

ユッケジャンクッパと、(巷で人気の)焼小籠包を食べました。


舌をひどく火傷しました。




食欲の、いや芸術の秋は危うさでいっぱいでした。