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東京で40年ぶりに観測した今回の大雪はあまりにもタイミングが良すぎる上に、ツイッター等でも「人工雪」というワードが急上昇していたので、今回は「人工雪」についてちょっと調べてみました。

まず、「人工雪」というのは世界中に存在している普通の技術で、人工雪を作るだけならば、かなり簡単です。中東では人工雪を使った施設がありますし、日本にも同様の施設は幾つもあります。
問題なのは、今回の大雪みたいに、「気象災害クラスの大雪を人為的に引き起こせるのか?」という部分です。少なくとも、人為的に小規模な津波やマグニチュード7クラスの地震を引き起こす技術は存在しており、アメリカの公文書等が実在しています。


☆人工降雪装置
URL http://www.h.toyo-ew.co.jp/product/catalog/jinko-kosetsu.html

引用:
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人工雪(結晶雪)
-15℃以下の冷却空気の中に、水と圧縮空気を特殊なノズルで霧状に噴射し、空気の断熱膨張効果により氷晶形成させ、それを通気性の膜に付着成長させることで、人工の雪をつくりだします。
写真は当社の設備でつくりだした人工雪の一例で、自然雪に極めて近い結晶雪もつくりだせます。
:引用終了

☆地震兵器に関する米国公文書
URL http://www.e-net.or.jp/user/mblu/ndb/skbk1/sg1/media/earthquakeweapon/PSYCHOLOGICAK%20WARFARE%20EARTHQUAKE%20PLAN%20AGAINST%20JAPANESE%20HOMELAND.pdf

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☆人工地震の歴史を振り返る その3 ~読売新聞戦後紙面より~
URL http://daidaikonn.blog27.fc2.com/blog-entry-416.html

引用:
1956年12月5日 読売新聞 朝刊7面より
「最大の人工地震成功 茨城 吹き上がる地下水6本」
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1957年8月26日 読売新聞 朝刊7面より
「震度5で大成功 茨城で人工地震」
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1957年9月7日 読売新聞 朝刊7面より
「原爆で人工地震 ネバダで14日に初実験」
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1975年6月20日 読売新聞 朝刊7面より
「恐るべき環境・気象破壊兵器 米ソで研究着々」
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:引用終了

☆人工地震津波兵器は国際政治軍事上の常識!浜田復興担当政務官



しかしながら、人工雪については、調べてもそのような資料が中々出て来ません。ただ、技術的に見てみると、人工雪は今から70年以上も前に開発されているので、今ではかなり規模の大きな人工雪を引き起こせたとしても不思議ではないと私は思います。
ちなみに、人工雪を世界で初めて発見したのは北海道大学で中谷宇吉郎氏で、「1936年3月12日に雪の結晶を世界で初めて人工的に作成した」という資料がありました。

人工地震や人口津波は第二次世界大戦中に考案された技術なので、それよりも更に10年近く古い技術ということになります。この分野の研究開発は旧ソ連が中々優秀でしたが、ソチオリンピックでロシアが雪不足に困っている様子を見ると、大規模な人工雪を生み出すのはかなり難しいみたいです。

一方で、中国では人工雨の技術を応用して人工雪を降らした実績があります。これは大量のヨウ化銀を使って行われるもので、この人工雪の影響で北京などは大混乱になったとのことです。ただし、この技術は人工雪と一緒に大量の化学物質が地上に降り注ぐという問題点があるため、必ずしも万能な技術というわけではありません。
ヨウ化銀の人工雨はロシアでも使用されており、チェルノブイリ事故の時は首都モスクワの手前で放射能を叩き落としたというような荒業も記録に残っています。

どうやら、人工雪は人工雨の応用で可能な技術みたいで、天然物の雪とは結晶の形状や含まれてる物質にやや違いあるようです。今回の都知事選前に降り注いだ雪が本当に人工雪だとするのならば、雪を専門機関に調査してもらえば、真偽が分かるかもしれませんね。
*結論:人工雪は可能だが、大量の化学物質などを使用する必要があるため、技術としては未熟な部分も多い。


☆人工降雨が雪災害に=北京
URL http://jp.ntdtv.com/news/42/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E9%99%8D%E9%9B%A8%E3%81%8C%E9%9B%AA%E7%81%BD%E5%AE%B3%E3%81%AB%EF%BC%9D%E5%8C%97%E4%BA%AC

引用:
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【新唐人2009年11月3日付ニュース】 北京の平年の初雪の観測は11月末である。しかし今年はモンゴルからの寒気流に「人工天気影響弁公室」のおかげで降雪は一ヶ月早まり、初雪を観測したのは11月1日だった。立冬前の積雪により、北京の陸空交通は一時マヒ状態に陥った。 台湾の「中国時報」によると、北京の「人口天気影響弁公室」の責任者は、北京では干ばつが続き、如何なる降雨の機会も見逃さないと表明。

「10月31日夜8時から翌朝7時まで、186本のヨウ化銀を発射した。」今回の人工降雪は1600万トンの降雪量を見込んでいた。しかし、降雨に使われるヨウ化銀は弱い毒性があり、大量に摂取すれば悪影響をもたらすとの声もある。 季節はずれの大雪は北京空港で200以上のフライトに遅延を招いた。東北から北京、長春から瀋陽などの交通運輸も大雪の影響を受けた。生活用品は運輸停止により価格が上昇。「北京晩報」によると、野菜の価格も普遍的に上昇した。暖房システムは運転が間に合わず、市民は自力で寒さを解決するはめになった。
:引用終了

☆温暖化、冬季五輪に暗い影 ソチ、人工降雪で準備整える
URL http://www.asahi.com/articles/ASG23514JG23ULZU00J.html

引用:
前回のバンクーバー五輪(カナダ)は記録的な暖冬が話題になった。黒海沿いのソチは亜熱帯性気候で、2月の最高気温の平均は10度くらい。高梨選手らが挑むルースキエゴルキ競技場は、高めの気温と雨が続き、ジャンプ台の周りの雪が解けた。氷上競技の会場群が広がる五輪公園には雪がなく、街路には南国を思わせるヤシの木が茂る。

ただ、その北50キロほどの山岳部にあるアルペン、クロスカントリーの会場は人工降雪機を稼働させ、運営に支障のない状態にある。非常時に使えるよう前年までの残雪71万立方メートルを特殊な保冷シートで覆い、保存もした。東京ドームの容積の半分以上が埋まる膨大な雪の塊だ。組織委で気象予報を担当するルキャノフ氏は「昨年の大会は気温15度でもできた」と不安をうち消す。
:引用終了

☆大雪直撃で都知事選の投票率はどうなる? 下がれば細川氏らは不利に…
URL http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140207/plt1402071206001-n1.htm

引用:
東京都知事選(9日投開票)は大詰めを迎え、各陣営は投票率に注目している。勝負の分かれ目は無党派層の比重が強まる「50%台後半」というが、これに影響しそうなのが8日に関東平野部でも注意が呼びかけられた「大雪」だ。天候などで投票率は下がれば、強固な組織を持たない細川護煕元首相(76)らを直撃しかねない。

 気象庁は6日、東日本で8日に山地を中心に大雪となり、平野部でも大雪になる所があると発表した。投票日の9日未明には都内でも雨や雪がやみ、日中は晴天が広がる見込みだが、積雪などで足元が悪くなれば、投票率にも直結しそうだ。
:引用終了

☆首都圏大雪 代々木上原の状況について酒主キャスターの報告...(14/02/08)