高木真備選手がガールズドリームレースを優勝し次走の富山競輪を欠場した事について、富山競輪のような都市部でない競輪場は、年に数えるくらいしかガールズケイリンのレースが無く、且つ、高木真備選手、小林優香選手、小林莉子選手といった賞金ランキング上位の選手の対決を楽しみに遠方から来場される方もいらっしゃったと思います。


その際に、高木真備選手からの富山欠場のコメントに対して、高木真備選手のファンからは、富山競輪のファンに対しての同情の声ではなく、高木真備選手に同情の声が集まりましたが、それは、ガールズドリームレースの前走である豊橋競輪でゴール後に尾崎睦選手と接触し落車してしまった時のケガが悪化したとの事で欠場を余儀なくされたからだと思われます。


豊橋競輪 2017年8月5日(土) 9R ガールズ決勝


このレースリプレイをご覧いただければ、高木真備選手の事を気遣うのは、ファンの方でなくてもご理解いただけるのではないでしょうか?


いわき平に出走したなら、富山も出走できるでしょう?と思う気持ちも分かりますが、ガールズドリームレースは、大きなレースなので、通常開催とは賞金も異なりますし、擦過傷が完治していない状況でも、投票してくれたファンの為にも是が非でも出場したいレースなので、出場したと思います。ガールズドリームレースは、唯一、選手の力だけでは出場する事が出来ないので、多少無理をして出走する事は十分に考えられます。


では富山は大レースではないから蔑ろにするわけ?と思われるかもしれませんが、擦過傷の回復が思わしくなかったので、ギリギリまで様子をみて欠場に至ったと思っています。ギリギリまで様子をみたという事は、富山競輪のファンの方及び施行者の気持ちを理解しているからではないでしょうか?


施行者も早めに欠場が分かっていれば高木真備選手クラスの選手を手配できたかも?と思われるかもしれませんが、富山開催の前後の開催を調べましたが、富山のあっせんを早めに欠場発表しても賞金ランキング上位の選手は他場のあっせんが入っているので高木真備選手の代わりには出場できなかったと思います。


児玉碧衣選手、荒牧聖未選手=佐世保
長沢彩選手=和歌山
尾崎睦選手、石井寛子選手=小倉
奥井選手=和歌山、広島
石井貴子選手、梶田舞選手=函館


上記の選手は、ガールズグランプリの賞金ランキング上位を争っている選手になりますが、富山に出走するには、各選手のあっせんに対して、中1~2日くらいの厳しいあっせんになってしまいます。賞金ランキング上位の選手が自分が出走する予定の開催を目標に調整しているのに、わざわざ厳しいローテーションにする事は常識的に有り得ないと思います。


ガールズグランプリの賞金ランキング争いのボーダーラインだったら出場したのでは?と思うかもしれませんが、これを無理に出場して、仮に高木真備選手が惨敗をし、一般戦に出場していたら、小林優香選手との対決も無かったと思います。競走得点上位2人の予選での対戦は無いのですから。


立川~松戸の中0日あっせんの疲れから?思う方もいらっしゃるかと思いますが、それも全く関係無いと思います。


実際に松戸競輪のレース後に出待ちで高木真備選手にお会いしましたが、降りしきる雨の中、全く疲れた表情も見せずに、ファンの方と対応していましたよ。

 

先日、児玉碧衣選手が、広島競輪で小林優香選手との同門対決があるかも?という事で、開催を楽しみにされたファンの方もいらっしゃったと思いますが、児玉碧衣選手があっせんを欠場された為、実現とはなりませんでしたが、これに対しても、一部の方から高木真備選手の時たは異なりますが、書き込みが見られます。


競馬、競艇、競輪等のレースについては、自分の推しの選手を決めて応援されている方も多数いらっしゃると思います。当方も高木真備選手を1推ししています。できれば、高木真備選手に常に1着になってほしいと思っています。ただ、高木真備選手が1着になれなくても、常に全力で走る姿に惹かれて応援しているので、いつも落車や失格をせず無事にレースをしてくれたらそれで十分です。高木真備選手は人気選手なので当方の車券の成績は良くありません(笑)


ガールズケイリンのレース自体は、最低5人が出場出来ないとレースが成立しない為、ガールズケイリン選手全員がいるから、毎日のように、ガールズケイリンを楽しむ事が出来るのを忘れていません。


皆さん、いろいろと不満はあると思いますが、レースの内容に野次を飛ばすのは有りかと思いますが、憶測だけで、選手を批判するのは辞めた方が良いと思います。