珈琲は、好みが様々。

特に、流行りの珈琲店で…ともなると

個性的な風味を味わいつつ
「豆は?焙煎は?香りは?
ボディは?バランスは?

で、この珈琲、
どこが美味しくて凄いんやろ??」

などという
感覚よりも論理で珈琲を飲むという
不可思議な味わい方を
せざるを得ないこともある。

そりゃ、自分の好みでない
豆や焙煎や抽出や濃さや温度etc.
なんて、いくらでもあるのよ。

店の雰囲気や、店の匂いさえ
気に入らないときもあるもの。


で、流行りの珈琲屋さんに
何にも予備知識を持たず、行ってみた。

京都東山区 五条東大路下る西
バス停や地名は「馬町」
フォーシーズンズホテルの近くです。

『市川屋珈琲』さん




築200年のお祖父さんの京町家を
リノベーションされたらしいです。

カウンターに座ったので
噂の京町家坪庭は見えました。

奥に入ると、昔の井戸や、
京都らしい吹き抜けの天井、
でっかいでっかい焙煎機 等も
見られるらしいですよ。


①『市川屋ブレンド』を頂きました。
「華やかな甘い香りとコク。」



優しい風味が喉元をスッと通り、
鼻腔にも華やかで甘美な香りが拡がり。

ややこしい蘊蓄など考えずとも
「美味しい~~」と、感激。

「華やか」というキーワード。

モカのブレンドです。
マスターさんに確認とりました。(笑)

後で知りましたが、マスターさんは
イノダコーヒ ご出身だそうです。

ちなみに私は、イノダコーヒは
お付き合いでしか行きませんが
アラビアンパールだけは、
豆を買いに行くほど、好きです(笑)

好きなモノは、繋がっている。


ホット珈琲はブレンドが3種。

②青磁ブレンド
「やわらかな酸味と
爽快感のある あとくち。やさしい香り」

…中南米系でしょうか?


③馬町ブレンド
「重厚な苦味と深いコク」

…マンデリンっぽいなぁ。


④  アイスコーヒーも頂きました。



薄いタイプ。淹れ置きみたいです。


若いお客さんの殆どが
フルーツサンドを食べてました。

春はいちご、夏はいちじく、
秋は柿や葡萄など
こだわりのフルーツが
ごろごろ入っているみたいです。

此方の綺麗な珈琲と、
マッチングが良いでしょうね!

次は、是非に食べてみたい!!

普通のサンドも人気があるそうです。


珈琲も軽食も美味しくて
建築やインテリアもお洒落。
そのうえ、器は清水焼で
お兄さんの作品らしく
販売もされてます。
清水焼の窯元の御一家らしいです。

何から何まで、京都な珈琲店です。

『市川屋珈琲』

075-748-1354

京都市東山区鐘鋳町396-2

京阪電車清水五条駅徒歩15分
河井寛次郎記念館そば

9:00~18:00 モーニングあり。
火曜日、月末水曜日定休


イノダコーヒ アラビアンパール
美味しいものも、繋がっている。