ブエノスアイレスで宿泊することにしたのは、
有名日本人宿『上野山荘ブエノスアイレス別館』。
バスターミナルから歩いて行けるみたいだし、
初めての国で、いきなり路線バスとか地下鉄に乗ったりするよりは、
徒歩の方が楽だし、お金かからないし、と、そんな理由で上野山荘を選びました。
思い起こせば、これがそもそもの間違いの始まりでした。
上野山荘、周辺の治安が悪すぎます。
長距離バスターミナルから徒歩10分と、アクセスの良さをうたっていますが、
ブエノスアイレスは、
バスターミナルのすぐ横が巨大なスラムです。
すなわち、
上野山荘は、スラムから徒歩10分。
バスターミナルから歩いて上野山荘の住所にたどり着き、番地を確認していると、
鳥の糞?で、貴重品を入れているバッグと服とバックパックが汚れる。
うわツイてないなー、と思っていると、
上品な白人の老夫婦が、汚れを拭いてくれた。
バックパックも汚れているから1度下に下ろした方が良いようなことを言われる。
まー、拭いたりするのは宿に入ってからでいいかな、
おばあちゃんありがとう、なんでやりとりをしてたら、
通りすがりの20歳代くらいの若者3人組が、おばあちゃんを突き飛ばして、
貴重品を入れたバッグを奪って逃走。
走って追いかけたものの、追いつけず(バックパックは背負ったまま)。
貴重品バッグに入れていた、
デジカメ2台・PC・旅行の全画像データの入った外付けハードディスク
その他諸々を盗まれる。。。
上野山荘前に戻ると、老夫婦の姿はもう無く、
ポケットに入れていた財布(クレジットカード・キャッシュカード・現金)・
パスポート・携帯電話も無くなっている。。。
まんまと、ケチャップ強盗の被害に遭ってしまったらしい。。。。。
とりあえず、上野山荘にチェックイン。
宿主は、私がケチャップ強盗に遭ったと分かるなり、注意力が無いだの良くある手口だのまくし立てる。
うんざり。
長距離バスターミナルから上野山荘まで歩いているときに強盗に遭う人が多く、
私が宿泊していた1週間でも2人、チェックイン前に被害に遭っていました。
宿泊中も、宿周辺でのケチャップ強盗被害が非常に多く、
長期滞在の人によると、毎週数件の被害があるそうです。
もちろんチェックアウト後の移動中の被害も多いです。
上野山荘の正面にはストリップ劇場が並んでいて、周辺は歓楽街で、スラムも近く、治安面は最悪です。
こんなに宿泊客の強盗被害が多い宿は他に知りません。
宿主の女性は、しきりにサンテルモ地区(ライバル宿『日本旅館』がある地区)とその隣のボカ地区の治安が悪い、治安が悪化しているから気をつけて、とアピールしてきますが、
それよりも、この上野山荘の宿泊客の強盗被害の数が、ちょっと普通ではないです。
客が多いことを強盗被害の多さに結び付けて説明してきますが、
ここは、宿周辺の治安の悪さが原因だと思います。
その一方、宿主がしきりに治安が悪いといっているサンテルモ地区の日本旅館に泊まった友人達は被害に遭っていないし、日本旅館の宿泊客はそんなに強盗に遭ってはいないようです。
(日本旅館はチェックインのときにブエノスアイレス市内の治安情報を細かく説明してくれるらしい。だから、チェックイン前に強盗に遭う人はいても、チェックイン後に被害に遭う人はいないんだとか。私は泊まってないので、実際どんな宿なのかは知りませんが、立地・治安面では上野山荘より随分良いのは確かだと思います)
ただのライバル宿への嫌がらせの悪口なのかと思います。
満室で泊まれなかった友人達も、上野山荘を断られて他の宿に移動するときに、路上や、最寄の地下鉄駅の構内でケチャップ強盗に遭っています。本当に周辺の治安が悪いです。
有名日本人宿、ということで泊まってみたものの、正直、こんなに治安の悪い場所にあって強盗被害がこれほど多い宿が、何故こんなに人気なのか疑問です。
以前はこれほど強盗被害が無かったのか、宿主のライバル宿への悪口が功を奏したのか、まったく不思議でなりません。
宿にたどり着くまでも危険で、宿周辺も危険。良いところが無いです。
しかも歓楽街なので、夜中に眠ろうとしても音楽や喧騒がうるさい。
かといって、夜中に宿の中で盛り上がっていると静かにするよう注意される。
マンションなので、他の住人の迷惑になるとか何とか。
共同キッチンはあるものの、狭いので、順番待ちをしているとなかなか料理ができません。
宿主の女性に気に入られれば居心地は良いのかもしれませんが、他の宿泊客や過去の宿泊客の愚痴や悪口を聞かされるので、正直、楽しみきれませんでした。
強盗に遭ったことを小馬鹿にされたり、心が折れて宿でゆっくりしたい日もあるのに、外出しないことを揶揄されたり、かなり不愉快でした。
(でも日本から送金してもらうまでは宿代も払えず、引っ越すことも出来ない状況でした。くやしい)
宿の宿泊客は全員日本人なので、宿泊者どうしで情報交換したり仲良くなったり楽しくて、宿の中の治安が良いのは、ほかの日本人宿と変わりません。
私自身も、友人と合流する目的もあって泊まり続けていました。
しかし、上野山荘がブエノスアイレス唯一の日本人宿というわけではありませんし、ブエノスアイレスには他の地区(サンテルモ地区)に安宿が沢山あります。
気軽にストリップに通いたい、という人にはおすすめかもしれませんが、周辺の治安が悪すぎます。
バスターミナル(スラム)から歩ける、というのは、
ブエノスアイレスの場合、
移動が便利で立地が良いというよりも、治安が悪くて危険、です。
初めて訪れる都市で、よく分からない路線バスや地下鉄やタクシーを使うよりは、
歩いて行ける有名日本人宿に行こう、と思って上野山荘に泊まりましたが、
バスターミナルからの道のりと宿の周辺の治安が悪すぎます。
強盗被害に遭うことを考えたら、
バス代や地下鉄代の数十円は安いです。
タクシーだって数百円です。
最初の移動に多少お金がかかっても、他の、もっと安全な地区にある宿に泊まるべきだったと後悔しています。
ブエノスアイレス市内の観光地は、上野山荘から歩いて行けない場所が多いので、結局、滞在中にバスや地下鉄を使うことになります。
それなら初めに交通機関を使ってバスターミナル(スラム)から遠ざかって、ほかの治安の良い地区の宿に泊まるべきです。
私が宿泊したのは2013年の1月ですが、
2013年3月に友人女性が上野山荘の最寄の地下鉄駅で強盗に遭って貴重品を全て盗まれました。
前もって、きちんと危険情報を共有しておくべきだったと悔やんでも悔やみきれません。
これ以上、旅行者の被害が続かないように祈りつつ、注意喚起のブログです。
