僕は君たちに武器を配りたい 著:瀧本哲史

とっつきにくいと思っていたが、読みやすく。2時間弱で読了した。
コモディティ化という言葉を聞いたことがあるだろうか?どういう意味かと言うと、市場に出回っている商品が、個性を失ってしまって、消費者からすると、どの商品を買っても大差がないことだ。
昨今だとタピオカが流行っているけど、タピオカを売っている専門店でも、そこらへんのカフェで買っても同じってことだ。
コモディティ化を防ぐために商品に個性を宿らせる。同じ商品だが、ちょっと切り口が違う商品を売り出せば、バカみたいに売れたりする。たとえば、松屋とすき家とかだ。
そして、コモディティ化は、人材にも影響する。大企業や有名企業は、高学歴を求めるが、そこには高学歴の連中が集まり、全く個性がなく、同じ土台で、どう個性を表せるかが勝負になる。

本書は、起業や投資家にも言及している。
起業するなら、起業したい職種にある程度就いてから、行動に移せと言っている。
投資は、日本の教育では、博打や人生が壊れる要素が含有されているが、株主がいないと株式会社は成り立たない。勉強すれば、投資の必要性があるということを説明している。
投資を辞めろと口にする大人たちは、全く勉強もせずに、親や他人から言われたり、学校で習ったことを差も世の中の常のように宣う。
まぁ俺は、投資を勉強する気もなかったけど、ちょっと興味が出てきた。スマホで初めてみようと思う。

本書で分かったこと
自分に個性を持たせろ
色々な経験をしろ
世界を見ろ
世界で挑戦しろ
俺は戦う武器を持った
学生にも社会人にも役に立つ本