記憶力
記憶力について考えます。
記憶力は人にとり、一番大事な能力です。
過去の記憶を忘れ、何度も同じことをすることがあります。同じテレビを見たり同じ本を読んだり・・・。読んだはずの本を見ても、何が書いてあったか思い出せなかったり・・・
『過去の記憶を失うということは、その過去がなかったのと同じ!』 です。とても恐ろしい。
私はこれを『ザル人生』と呼んでいます。いくら水を汲んでも、貯める桶に穴があいているようなものです。
ザルの目を小さくする努力をしなければ、ホント無駄な人生を歩みます。
しかし、実際、ザル人生を歩んでいる人は多い。
≪忘れないためには?≫
結論から言うと、脳には無理です。
生物にとって、一番大事なことは「今」です。「危険が迫っている今をどう乗り切るか?」とか、「目の前のエサをどうして捕まえるか?」が大事なのです。
脳には容量の限界があるので、過去のことを忘れていかないと今に対応できません。もともと忘れるようになっているのです。脳とはそういうもの。
ただし、過去、危険にあったようなこと(マイナスの経験)はよく覚えています。それは生きていくうえで、必要なことだからです。
≪脳が無理ならどうするか≫
道具を使えばよいのです。つまり、外部に記憶させるのです。(外部記憶)
メモ、パソコン、写真、ビデオ、・・・・
外部記憶は、決して忘れることはありません。
「外部記憶を使うこと」これが根本解決です。
ちなみに私は、メモ魔です。ちょっと大げさですが
私のモットーは、『1回見聞きした大事なことは、忘れない』 です。
人生を効率良く生きたいですから。
以 上