森本

大久保        松井
       本田

   阿部    長谷部

長友           内田

   中澤  トゥーリオ

       川島




森本は90分使う。守備は基本的に軽めで構わない。攻撃時に起点になり続けることが命題。

本田は前半で潰れていいから、前に後ろに走り回ること。特に攻撃時は森本と二人で起点になること。へばったら中村(どちらか)と交代。

サイドの起点は今まで通り。大久保松井は持ったらどんどん勝負を仕掛けていく。オランダはパス回しに強く、ドリブルや裏への飛び出しに弱いから。

今回の肝は遠藤か長谷部を外すこと。ボランチが三人もいることで攻守のバランスが大分崩れている。攻めは常に枚数が足りず、守備は無駄に人が多いためマークがずれて結果的にパスを通される。

前半でリードし、後半から当たりの強い稲本と、裏を狙える岡崎で畳み掛ける。

そして終了間際に同点とされタイムアップがシナリオ。奴らは絶対最後に決めてくるから。



そう思ったが、スナイデルにワールドクラスな時速120㎞シュートを決められリードされてしまった。前線は相変わらずの本田頼み。彼と松井以外は簡単にボールを失ってしまう。


これでは勝てません。


逃げ切ろうと受けに回ったオランダに攻め込んだのは評価できるが、弱点である裏への飛び込みは少ない。しかも玉田投入はないだろう。


起点になれる森本か、リズムを変えられミドルも打てる憲剛を入れるべきだった。


正直、玉田が岡崎と共に出てきたとき、この試合は終わったと思った。案の定、敵の裏ではなく前でプレーするため味方のスペースがなくなり、前に人をかけているのに全く効果がなかった。


俊輔も調子が戻ってないようだったし、川島のスーパーセーブによって1失点で済んだ形。



本調子手前のオランダには、食らいついてでも結果を残して欲しかった…。