『欧州CL準決勝バイエルンM-リヨンをミュンヘンで視察した日本代表の岡田武史監督(53)が一夜明けた22日朝、「ロッベンはなかなか大変な選手」などと正直な胸の内を漏らした。

 20日にはミラノで、インテルのMFスナイダーに1ゴール1アシストを見せつけられた。続く21日はMFロッベンと、南アW杯1次リーグで激突するオランダ代表勢の破壊力を、改めて痛感せずにはいられなかった。

 0-3と大敗した昨秋の対戦時のロッベンにも触れ、「前にやったときは内田がまあまあスピードではついていけていた。ただ、彼を抑えるのは…。ああいうシュートで決めちゃうので。崩されてとかではないのに」と、半ばあきれ顔だ。

 さらに、「ファンペルシーにカイトも…。全員にマンツーマンとかもできない」とFIFAランク3位の相手にお手上げ状態。「ともかくシュートレンジが違う。この2試合を見ても日本とは全然違う。危機感を持たせないと」と、今後の合宿でビデオを見させるなどして、選手の意識を再徹底させることを明かした。

 「やっぱりレベルが高い」。分かっていたこととはいえ、岡田監督がナマで受けた衝撃は大きかった。』



いや、だから、何をいまさら・・・。

時間のない中で萎縮させる方向に意識を徹底させても結果はついてこない。


だったら、「ロッベンなんてただの禿げたオヤジだ!あんなのに抜かれたら恥だ!」


くらいのほうがいいと思う。


同じ人間なんだから。


マイアミの奇跡では服部がジュニーニョを抑えきり、川口がシュートを防ぎ続けたように。


一心を通せば岩をも砕く。


先入観に支配されず、強い心を持ち、相手を冷静に観察して隙を突けば必ずや勝機はある。


日本人の凄いところは捨て身の攻撃ができるところ。


しかも自爆テロ系の狂信者ではなく、静まり返った湖畔の水の如く冷静に、真っ直ぐな気持ちで命を掛けられるところ。


しかも何人もの力が合わさったときに、想像を絶する力を発揮することがある。



今からでも監督を代え、協会トップを代え、背水の陣で、しかも冷静にやるべき準備を最大限進めれば、


きっと日本代表は南アフリカで何かを残せる。


これが人生最後の試合だと思って、23人がすべてを出し切れば、きっと世界が驚く。



最後まで、岡田監督の退任を諦めないでいようと思う。