その5:謙虚な者には幸運が訪れる
<ソロモンの訓え5>
愚か者ほど自分の力を過大視し、
知恵者ほど協力者の力を重視する。
無名の頃、俳優志望のSは、デビューを目指してたくさんのプロダクションの門を叩いた。
しかし、大手はどこも相手にしてくれなかった。
ところが中小ではあったが、一社だけ彼に興味を示してくれた事務所があった。条件はそれほどよくなかったが、Sはすぐに契約書にサインした。
その後事務所のプロモートが効を奏して、Sは徐々に人気が出るようになった。するとSの心の中に、次のような邪な想いが芽生えてきた。
「自分はもっともらっていいはずだ。悪いのは社長だ。あいつさえいなければ自分はもっと人気者になれるはずだ……」
こうして慢心した彼は、数年を待たずして独立した。
ところが、彼の思惑は見事に外れた。
独立劇の前例を作りたくない大手プロダクションに気を使って、マスコミ各社が彼を締め出してしまったからだ。
彼は豊作をもたらしたのが、事務所の社長だということを、すっかり忘れてしまっていたようだ。
●教訓
「他人の協力なくして成功はできない。これを忘れると、とんだしっぺ返しを食う」
人生開き直って生きましょう(オリジナル曲)