(一社)高齢期運動サポートセンターも協力している日本高齢者大会も今年で27回を迎えました。今回は、2日間で5,300名が参加しました。
今年は、伊勢神宮の遷宮でにぎわう三重県での開催で、地元三重県からは、1,800名が参加しました。
1日目の会場は、津市の三重大学。学長をはじめ大学関係者のご理解とご支援のもとに30を超える分科会や学習講座が開催されました。分科会では、全国各地のひとりぼっちをなくす運動や見守り活動、自治体との懇談や要求実現活動などの実践が交流されました。
学習講座では、高齢者に関わる情勢や消費税問題、平和や憲法などについて多彩な講師の報告や問題提起を受けて熱心に学び、討論しました。
また、好天に恵まれ、三重学を学ぶ3つの移動分科会にもたくさんの参加がありました。三重の歴史や産業、風物を地元の皆さんの案内で見学しました。
夜の講座は、日本高齢者運動連絡会の篠崎次男顧問の学習講座、歌声喫茶、三重の利き酒の3つが開催されました。
2日目は、三重県総合文化センターで全体会が開催されました。
実行委員長挨拶、来賓挨拶に続いて、NHKプロデューサー板垣淑子さんが「老人漂流社会・・このまちでくらしたい」というテーマで記念講演をおこないました。
さらに、鐘ヶ江正志大会事務局長の基調報告が行われ、福島や沖縄、山形から情勢や実践の報告がありました。
文化行事として三重大学の女子学生を中心に活動しているよさこいサークル「極津(ごっつ)」のおとりがあり、会場の参加者も一緒に踊りました。
最後に、大会旗が次期開催県の富山県に手渡され、富山県高齢者運動連絡会会長の大野孝明氏が決意表明を行いました。
