集団採血あるある
中学校で行われる貧血検査。大学で行われる抗体検査。
それは採血です。
大人でも嫌なのに、10代が平然とできるわけがありません。
必ずいます。
「看護師さん、採血上手いですか?絶対1回でお願いしますね!」
…始まる前からプレッシャーをかけてくるタイプ。
あるあるです。
まだ、そっぽを向いて腕を出してくれる子は優秀な方。
中には泣きながら押さえつけられて、ようやく腕を出す子もいます。
そしてもう一つの“あるある”。
1人が脳貧血で倒れると、周りもつられて倒れる。
まるでドミノ倒し。
なので「ちょっとでも危ない」と思ったら、即座に寝かせます。
これ、本当に大事です。
ビビると採れない
採血にビビるとどうなるか。
冷や汗ダラダラ、顔色真っ白、手は氷みたいに冷たい。
こうなると血管は収縮して、血がとにかく取りにくい。
さらに
・朝ごはん抜き
・水分不足
・睡眠不足
これが重なると、難易度は一気に上がります。
一応「腕を温めるといいですよ」とか
「リラックスした方が成功しやすいですよ」とパンフレットで伝えています。
でも、学生内で「痛い。怖い。嫌だ。」という会話が流れており、緊張感のある雰囲気はMAXになっています。
「ビビらない方がいい」と言われて
余計ビビるのが人間です。
正直、あまり効果はありませんでした。
インターネット看護師
そんな中、私は1日約40人の採血。
実は——
30年以上、ほぼ採血経験なし。
内心はかなり不安でした。
そこで頼ったのが…
YouTube。
さらに身内に頼んで練習台。
輪ゴムやチューブにガーゼをかぶせて刺す練習も繰り返しました。
地味ですが、これがかなり効きます。
結果。
成功率は他の看護師さんとほぼ同じレベルに。
もうこれは名乗っていいですよね。
「インターネット看護師」
私は年配なので、一発で採血した学生に
「ありがとうございます。私いつも一回じゃ血が取れないんですよ。さすが(年の功)ですね!」
とたまにほめられますが、実は採血経験は数年なのです。


