今年は開眼と言えば大げさでしょうが、武道人生の中で新たな領域へと足を踏み入れた年でした。

先を行かれる名人達人からすれば”迷人”に過ぎません。

 

山の頂は今だ遥か彼方にあることには変わりありませんが、少なくとも今までは全く見えていなかった風景が目の前に広がって来たと思います。

 

これは大きい。

 

師匠から伝授された気の修練と共に先代の師匠から教わった瞑想にも磨きがかかってきたように感じています。

先代の師匠の瞑想はいわゆるイメージトレーニングと言って良いものです。
イメージの中にスッポリと入り込んでしまい実際に動いているのと同じようなリアルな体感を伴うものです。

これは非常に面白いものです。


似たような体験をしたことのある人もいるのでは。

 

瞑想状態に入ってしまうと目を閉じた状態ではっきりと映像が見えてきます。
目の前の仮想敵に自由に攻撃させ、それを実際の試合をやっているかのような衝撃や力の入れ具合、皮膚の感覚、痛み、反応などを感じながら修練できます。

 

夢を見ている感覚に似ていますが意識ははっきりとしています。
映画のマトリッスのような感じに似ていますね。

 

なんかイっちゃってる系の話に思えるかもしれませんね・・・・苦笑

 

ともあれ来年はさらに良い景色を眺めたいものです。



今日はいつもとは打って変わり夜空の下での稽古。
ちょっとした経緯からこうなったのですが寒さの中での稽古も中々良いものです。

定例化したいと思うぐらいの心地よい刺激にモチベーションも上がります。
自分の中には武道は室内では無く自然の中で行うものという思いがあります。

それは修行時代にそのような環境を実際に過ごした事も理由の一つですが少年時代に読んだ大山倍達先生の山ごもりの話、またそのルーツとなる宮本武蔵の逸話が原点でもあります。

今日の場所は自然の中とは言い難いですが野外修練は室内では得難い何かに触れられるように感じます。

 

以前は何かしら他の武道や格闘技をやっていた人の入門が多かったのですが最近の傾向は武道未経験者が続いています。

 

全く武道とは縁の無い人に武道の楽しさや、やりがいを感じてもらうためにどう教えれば良いのかと腕がなるところです!!

 

武道系では無い人たちの集う道場になりつつありますが、もちろん未経験者歓迎です。

 

この際、武道の敷居の高さに敬遠してきた皆さん、一歩踏み出して非武道系の武道道場はいかがでしょうか(苦笑

 

簡単なところからコツコツ教えます!!




この棒術の中にある普遍的な要素を抽出して、体術としていくつもの変遷を経て正和流へと辿り着きました。

今では名もなき幻の棒術ですが正和流の中にその命脈は保たれています。

 

遠心力と求心力が相まって構成される技が正和流の特徴。

敵とぶつからず軸をずらして勢いを利用。

こちらは相手に乗れば良い。

 

惑星の周りをまわる衛星のようにその求心力に自由を奪われ遠心力に振り回される。

 

どこにでもあるような技ではあるが正和流の思想がよく現れた技である。