後頭部と舌 | 大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)
歯がきれいに噛み合うことは大切ですが
 
それ以上に大切なのは口が歪むことなく
 
真っ直ぐ開口することです。
 
あなたの口はあーんと口を開けた時に
 
顎先やエラの偏りは無いでしょうか?
 
 

歯科医での物理的な歯列矯正により
 
頭蓋顔面骨の非対称が目立つケースがあります。
 

歯並びは綺麗でもゆがんだ口元とフェイスライン。
 
こうなりますと舌の位置がブレて
 
歯根舌や低位舌の確率が増えるようです。
 
舌の落ち着きもなくなり
 
舌先で歯を押して歯の傾きを助長するか
 
四六時中、舌を口の中で遊ばせる遊位舌を
 
あらわすでしょう。
 
舌が落ち着かず気持ち悪い感覚です。
 
 
顎位の安定には頭蓋顔面骨の徒手調整の他に
 
頚椎の徒手調整も必要です。
 
頚椎と後頭骨の縦軸を合わせることは
 
後頭骨を通る脳神経、舌下神経のストレスを
 
均等に二分する事に繋がります。
 
 
舌下神経の働きは、嚥下に関わり
 
舌を前後に動かすなどありますから
 
整体施術で後頭部の軸を正常に保つことは
 
舌下神経の通り道のストレス軽減と
 
舌の落ち着きと機能の正常化に役立つでしょう。
 
 
上のイラストは、後頭部を真下から見上げたもので
 
イラストの上側が背中側、下側がお腹側です。
 
真ん中の大きな穴は脊髄神経の通るところで
 
オレンジ四角で囲ってある場所は舌を動かす神経が
 
通るための穴が開いている箇所です。
 
黄色の楕円は首の骨である頚椎(けいつい)の
 
一番上の骨の連結部分になります。
 
後頭部の非対称がいかに舌の落ち着きと違和感に
 
影響を与えるかをイメージしましょう。
 
 
同時に歯をミリやミクロン単位で削って調整する
 
治療技術と同様に頭蓋顔面骨をミリ単位で
 
徒手調整する歯科医が居たら削る必要のない歯に
 
手を加えることなく顎位と噛み合わせを
 
安定させることができるでしょう。
 
 
 
大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)
 
整体師・鍼灸学士  和田 浩
 
090-2597-7225