咬合治療の順序 | 大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)
噛み合わせを気にする方は、
 
咬合のみに着目するあまりに視野が狭いです。
 
咬合は姿勢や重心バランスなどで常に変化するので
 
一時的な判断で歯科で歯を削るのは
 
危険な行為と言えるでしょう。
 
なぜなら根底には頭蓋顔面骨の歪みがあるからで
 
それらを解消することで簡単に
 
噛み合わせが変化し落ち着くからです。
 
 
 
咀嚼筋(そしゃくきん)の一つである
 
側頭筋の停止部を考えると
 
頭頂骨と側頭骨の間にある鱗状(りんじょう)縫合が
 
滑走する動きの柔軟性とその意味は
 
噛み締めによる絶大なストレスを吸収する
 
構造であるとも言えます。
 
 

心身ストレスによる頭蓋顔面骨の歪みの固着化による
 
顎位の不安定性を見逃して安易に歯を削る行為は
 
治療の順番としてナンセンスです。
 
削った歯が復元されないことを考えると
 
非常にリスキーです。
 

まずは頭蓋顔面骨の歪みを取り去り
 
頸椎をまっすぐにして顎位を安定させる事から
 
始めるべきでしょう。
 
 
頭蓋顔面骨のアンバランスは心身ストレス以外に
 
物理的な歯科治療の影響でも入ります。
 
ですから歯科治療後のアフターケアとして
 
再度、頭蓋顔面骨調整による顎位の安定を図る
 
施術を行うことは予後に多大なる影響を及ぼします。
 
頭蓋顔面骨調整は、歯科治療の前後で
 
必要不可欠なプロセスです。
 
 
頭蓋顔面骨が不動であると考える歯科医師には
 
到底理解されない領域です。
 
 
 
 
 
整体師・鍼灸学士  和田 浩
 
090-2597-7225