ゴルフ手首 | 大阪 寝屋川 整体の和(なごみ)

ゴルフ肘や野球肘などは聞いたことがあるでしょう。

 

スポーツ名と身体の部位をくっつけているだけです。

 

 

ゴルフでの長時間の無理な手首の角度が

 

身体にどのような影響を与えるのでしょう。

 

 

右利きの場合、

 

クラブのグリップを握る左手の上から

 

右手を重ね合わせますので手首を曲げる角度は

 

右手首がキツくなります。

 

手首の親指側の筋を伸ばすように小指側に曲げる格好。

 

レフティーは逆になります。

 

 

右の橈骨の手首側の出っ張りが助長される原因を作ります。

 

この場合、右手首の橈骨側の筋が外側に歪みます。

 
下のイラストは、右の手首を手のひら側から見たもので
 
緑色に着色してある骨が橈骨(とうこつ)です。
 
 
 

左手首の同部位は、内側に歪み手首も内旋します。

 

掌をお腹側に向けて手首の歪みを説明する場合、

 

右手首は外側に歪み、左手首は内側に歪みます。

 

 

通常、手首の歪みに合わせて親指のねじれも入ります。

 

それは母指球の内旋です。

 

母指球は、親指の付け根で手のひらの膨らんでいる所。

 

同時に小指の付け根も内旋しますので

 

ゴルフボールを握りしめるような形に掌の骨格が歪みます。

 

 

 

クラブを握り込むことでスイングの安定を図るので

 

指先までねじれが入ります。

 

親指と親指以外の4本の歪みは別の回旋を呈します。

 

4本の指は特に掌側が小指側から大きく巻き込むように

 

親指に近付くように歪み癖がつきます。

 

優しく握りこむ時に4本の指先が親指の付け根側に

 

近づくような方向に捻れます。

 

親指と小指の先同士が丁度くっついた形です。

 
 

 

小指の付け根の第3関節は短縮して手首側に近付きます。

 

手首自体も尺屈(しゃっくつ)し小指側の手首の関節の

 

スペースを狭くします。

 
尺屈は下のイメージのように手首が小指側に曲がった状態を
 
言います。
 

 

 

右の人差し指の第3関節の甲側は、

 

小指側に近付くようにねじれながら

 

親指の付け根の関節方向に短縮します。

 

親指の第2〜第3関節と人差し指の第3関節が

 

近付くようにゆがみます。

 
下のイラストは、右手を甲側から見たもので、
 
緑色に着色してある骨は人差し指の付け根の骨です。
 

 

 

手首付近の歪みは噛み合わせにも影響を与えます。

 

顎の調整のために手首を用いることがあり、

 

手首に上記のようなトラブルがある場合、

 

顎にも歪みがある事を意味します。

 

 

右手首に歪みが大きくある時、

 

顎先は右方向に向きます。

 

手首の掌側(しょうそく)が詰まると顎先は前方に動きます。

 

いわゆるしゃくれです。

 

手首の背側(はいそく)が詰まると顎先は後方に動き凹みます。

 
下のイラストは、右手を親指側から見たもので
 
緑色に着色してある骨は橈骨です。
 

 

 

 

手首が真っ直ぐな方が足首も真っ直ぐになります。

 

手首に上記のような歪みがありますと

 

かかとを歪めながら普段から生活していると

 

言うことになります。

 

 

顎や足の歪みはゴルフなどのスポーツから

 

来ることもあります。

 
 
 
整体師・鍼灸学士  和田 浩
 
090-2597-7225