高齢者はなぜ転びやすいの?

 

高齢者は本当に

身体機能の低下だけで

転びやすくなるのでしょうか?

 

一般的に、書籍にも多く書かれている

原因は・・・

 

【転倒予防に有効な筋肉】

下腿三頭

大腿四頭筋

大殿筋

中殿筋

前脛骨筋

ハムストリングス

 

などが筋力低下する事ににより

転倒のしやすくなると述べられています!!

 

だから、体操・運動しましょう!!

 

それで、本当に

改善するのだろうか?

 

予防出来るのでしょうか?

 

若年層と異なり

高齢者の転倒は

 

人生そのものに大きく影響しますし

それが引き金となり

お亡くなりになるケースもあります!

 

命を救えたとしても

重度の後遺症が残り

寝たきりに・・・

 

これまで通りの生活ができず

同居の家族にも大きな負担が強いられてしまします。

 

療法士にとって、

転倒のリスクを減らすことが非常に大切な役目になります!

 

高齢になるに連れて

 

視力

 

筋力

 

バランス能力など

様々な機能が低下するのは

皆さんもご周知と思います。

 

稀にではありますが、

 

【低栄養】

 

【薬効による自律神経の失調】

 などもあります。

 

環境要因として、、、

 

・段差

・手すり

・床の滑りやすい

 などが挙げられます。

 

その中で、私が経験上

一番に危惧するのは・・・

 

【認知機能面の低下】

 

つまり、

 

「認知症」「MCI」ですね!!

 

 ※軽度認知障害

  Mild Congnitive Impairment「MCI」

      ↓         

正常に日常生活を送ることができる人と

認知症の間の境界にある状態。

 

ある研究では、

認知症の人は正常な人に比べて、2倍以上も転びやすいと報告されています。

 

認知機能の中には

 

集中

判断

思考

平行機能感覚

固有受容感覚(自分の手足がどこにあるのか)

が存在します!

 

このような機能は

自身で自覚するのは難しく

 

例え、衰えても

自覚できない!!

 

私の

担当患者様にも

やたら転ぶようになり

骨折がないのか検査した結果

脳が著しく萎縮していたケースがありました。

 

それ以降も

短期間で脳機能低下が

見られるようになって行きました・・・

 

ですから、

頑張って

下肢の筋トレをした所で

転倒阻止するのは非常に難しい事と考えます!!

 

しかし

何も対策しないのも良くありませんので

周囲の理解や協力が重要なのです!!

 

ご自身や周囲の方で気になる症状がある時には

早めに、医師へ相談をする事をお勧めします!!
 

では

また!!

 

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【その他の活動】

 

一般社団法人 日本身体運動科学研究所の理事。

小川豊 資格:作業療法士

 

現在は、日本身体運動科学研究所の一員として1万3000人以上が実践している

『関節トレーニング』を広め、自分自身で

健康になる方法を拡める活動をしています。

 

理学療法士をはじめ、柔道整復師、鍼灸師、整体師、トレーナーなど

身体のプロフェッショナルとする方へ

年間100回以上のセミナーを開催しています。

 

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