こんにちは!
整体院指楽の大藪です。
今日は腹直筋離開の自然経過について書いていきます。
<腹直筋離開の自然経過>
腹直筋離開は、妊娠中から産後の女性でみられるものです。
産後、自然に治る方もいれば、治らない方もいます。
<腹直筋離開の自然経過>
自然治癒は、産後6ヵ月~1年で、自然と治っていきます。
①胎児のお腹での位置
正常の妊娠では、胎児の頭は下を向き、右骨盤のほうを向いています。
胎児の背中が母体の左側を向き、顔が右骨盤を向く位置のことを「第一胎向」といいます。
それは、母体の右腹部に肝臓があるため、第一胎向のほうが収まりが良いためです。
第一胎向が、全体の約2/3を占めると言われております。
②腹直筋離開があると、胎児のお腹での位置が変化しやすい
腹直筋離開になると、胎児の頭は下向きでも、左骨盤のほうを向いていたり、ひどくなると逆子になることが多いです。
胎児の背中が母体の右側にあり、顔が左骨盤を向く位置を「第二胎向」といいます。
(第二胎向 = 異常ではありません。)
③9割以上の妊婦が、腹直筋離開になると言われています!
腹直筋離開は、自然治癒(産後6ヵ月~1年)する方もいれば、自然に治らない方もいます。
したがって、確実に検査をして、適切な治療をすることが重要なのです。
また、産後、でべそになった方は腹直筋離開の可能性が非常に高いです。
でべそになっ方は、一刻も早くご相談ください。
また、腹部膨隆や腹壁ヘルニアもお気軽にご相談ください。
<腹直筋離開の検査・チェック>
【上体起こし検査】
1.両ひざをたてて、仰向けになる。
2.その後、顎を引いたまま、ゆっくりと頭・肩を持ち上げるようにする。
3.へその位置、へその上、へその下の3か所でお腹をさわる。
4.離開があれば、割れ目に指が入っていく。(2本入ると、重症!!)
以上の検査で、
1.背中や骨盤に痛みがある
2.お腹の真ん中あたりの腹直筋が柔らかかったり、離開があったりする
3.お腹に膨らみがある
4.会陰部が下がるような感覚や膨らむ感覚がある
1つ以上の項目が当てはなる方は、運動を始める前に腹部と骨盤底筋の詳しい検査が必要です。
腹直筋離開の症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください(^ ^)
お電話、メール、お待ちしております!
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