震災前は

常磐道の広野からひたすら6号で

浪江に入っていたのに


いつのまにか

道路が伸びて

「浪江」のインターが出来ていた

高速から目に入るのは

太陽光パネル


高速をおりると

道路が拡張されていたり

お店がなくなっていたり

変わっていたりで

知らない町になっていた


なつかしいサンプラは

取り壊されていて

駐車場の感じで

「跡地」だとわかる

マイプラ、踏切

家に近づくと昔と変わらない

風景

そして予想よりもすご家
家ははそのままなのに
植物にやられた
松は枯れてたおれて
異常な数の松ぼっくり
椿の生垣は倍の大きさになり
その上から太いツルが
かぶさっていた
建物、電線にもツル


「どこから手をつけたらいいのか」
わからないが
ひたすらツルの根元を
ノコギリで切った
ひっぱれば取れるツルでは
なかったので3時間
切りまくっても
あまり変わらない
恐るべし木化したツル

部屋の中は以前
お兄さんが片付けて
くれていたので
思ったよりはキレイ
ただねずみの糞がすごかった

この家をどうするかは
さておき
家の中のものは
すべて処分しなければならない
出てるものはゴミ袋に
入れてはみたが
数日かけなければ片付かない

今回は現状把握かな

最後は
庭も中も業者をいれなければ
ならないね~となったが

また近くに来て
自分たちで出来ることはやろう

この家は
両親の思いと希望を聞いて
現役時代に
洋がらしが設計した5LKの家

上棟(両親と)

引っ越し直後

庭もできて
義両親もよく遊びに行っていた

子供たちが楽しみにしていた
じいちゃん作の流しそーめん

居間の縁側で


思い出がいっぱいの家
傷んでいない分
壊すのは残念な気持ちもある
でも・・
だから・・

現実には
クールにいかなけゃと思う