自分に許可を出すということが、なぜ許すということなのか。
分かりやすいように私の経験をお話しますね。
私は過去に母親に何でも制限をかけられて自分の本当にやりたいことを諦めていました。
「あれもダメ、これもダメ」と言われているうちに、自分はやりたいことをやってはいけないんだと
自分で自分自身に制限をかけてしまっていたのです。
最初は自分で制限をかけているなんて思いもしないので
母親のせいで自分のやりたいことができないじゃないか!
母親を許せない!
私の人生を返して!
等々…
母親に対する恨みがたくさんありました。
だけど、本当に自分のやりたいことができなくなったのは母親のせいなのか?
実は母親のせいではなく、自分が母親の制限を受け入れてしまったことに問題があったのです。
母親が私の行動などに制限をかけてきた時に、私には私のやりたいことがあるんだからと母親の制限を受け入れなかったら?
もちろん、母親による制限というものはなくなります。
私が母親の制限を受け入れてしまったから、母親による制限で何もできなくなった自分を自分自身が作り上げていたのです。そして、母親のせいにしていただけだったということに気がつきました。
母親が子供に対して制限をかけて身動きがとれないような状態(行動だけでなく精神的にも)にしたことは母親の責任ですが、私の問題ではなく母親の問題なのです。
母親の問題と自分の問題を区別せずに考えていたことも母親を許せないという恨みになっていたのです。
そこで、母親の問題である「子供に対する制限をかけた」という部分を無視して、自分の問題である「母親の制限を受け入れてしまった」という部分だけを考えてみると…
母親の制限を受け入れなければ母親に制限をかけられることはなかったんだ!という事実に気がつきます。
そうすると、母親に対する恨みが完全にではないのですが薄れてきました。
このことから、
・母親による制限だと思っていたことが実は自分自身が受け入れていたことに問題があったこと
・母親は無意識で制限をかけていただけであり、私に対して「あなたに制限をかけるから絶対に守りなさいよ!」などと言ってはいないこと
・私が勝手に制限を受け入れ自分で自分に制限をかけていただけであったこと
ということに気がつくことができて、私の中にあった「母親に制限をかけられているから何もできない」という禁止事項を解除して「私は母親に制限されることはない」というように自分に許可を出すことができました。自分自身に許可を出すことができたので、制限をかけてきた母親に対する恨みがなくなり、母親に対して一つ許すということができました。
なので、最初に書いた「自分に許可を出すということは許すということ」とは、自分が勝手に受け入れてしまった親や兄弟など他の人の考えによって禁止していたことに対して自分で自分に許可を出してあげるということで他の人の考えが自分の中から消えるので許すことができるようになっていくのです。
自分の人生は自分のものなので、他人に左右される必要はありません。
自分で自分を大事にしてあげましょう。