【口蹄疫】拡大の理由は? 10年前の殺処分はわずか735頭
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100524/biz1005242347026-n1.htm
…複数の専門家らが前回との違いとして挙げるのは豚への感染だ。豚は牛より感染しにくいが、感染した場合、諸説あるが牛の100倍~3000倍のウイルスを排出するとされる。宮崎大農学部の後藤義孝教授(家畜微生物学)は、「発生の集中する川南(かわみなみ)町では牛と豚がモザイク状に飼育されている。牛に感染し、遅れて感染した豚が多くのウイルスを排出、また牛が感染…と広がったのではないか」と指摘する。
現段階で被害の約9割が豚。豚に拡大した4月28日以降、発生ペースは上昇したが農水省の防疫対策に大きな変更はなかった。この点についても、農水省や県は対応を問われそうだ。…
口蹄疫で宮崎県への義援金、3億円突破
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100525-OYT1T01141.htm
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口蹄疫問題はまだ大変な状況なのに、今後のことを言うのは不謹慎かもしれませんが。
今回特に口蹄疫の被害が拡大することとなった要因として、対応の遅れが言われているが、
上記の記事によると、症状発見から感染疑いの判明→対策本部の設置まで要した期間は、
平成12年当時と変わらない。
それなのに、これだけ拡がったのは、豚への感染が影響しているのではないか?と指摘している。
したがって、今後は、行政、業界関係者で伝染病の拡大防止を念頭に置いた飼育方法を考える
必要がありそうです。
また、たくさんの義援金が宮崎県に寄せられているのは、大変な中にあって明るい話題です。
しかし、こうした問題は一部の篤志家による寄付に依存するのでなく、平時からリスク分散を
システマチックに考えておく必要があると思う。
そのため、全国レベル、業界全体でリスクをヘッジする保険制度を取り入れたらどうか。
つまり、こうした伝染病や災害に備え、平時から保険料を徴収しておき、
万が一の事態が生じたら、関係者に補償を行う。
畜産のみならず、農作物も含めた広い保険集団をつくったらどうかと思います。
大地震や水害なども同様ですが、いつもこういう問題が起こってから、
「想定外だった」と言いながら、てんやわんやの状態となる。
想定外の事態が起こったときの対応を平時から考え、システムをつくっておくことが大切と思います。