理由は全く不明である。朝135という血圧が、夕方190にまであがってしまった。数年来欠かすことの無かった晩酌も、4時半になったら入る風呂もやめて、8時半から床にはいり、翌日は早くから病院に出掛けた。10年以上通っている病院なので、私の体調に係る資料はすべて蓄積されている。病院の血圧計では160台を指していた。

 肺も心臓も異常なし。

「年齢によって、季節の変わり目など、こんなことが起こることはありますが、肺も心臓も異常なし。酸素も問題なし。血圧の薬を増やすことはできますが、もう少し様子を見てはどうでしょう・・・。続くようでしたらまた来てください・・。」

と先生は言う。

 

 父は、敗戦直後脳溢血で倒れそのまま亡くなった。まだ49歳の若さであった。

そのような体質が私にも受け継がれているのではないのか…と思ったりするのだが、93歳まで生き延びているのが私である。先生の言うことを聞くことにした。翌日朝の血圧は150台であった。夕方は170台。今朝は同じ150台である。今日で3日目。休んでいたパソコンに向かっている。

 今日は午後から卓球がある。どうしたものか・・・。昼の調査で決定するか・・・

 

 やはり93歳…先生は「140台で落ち着けば全く心配はない」と言っているが、数値の一つ一つが気になるのが年相応というものだろう・・・晩酌中止3日目である。今夜はどうなるか・・百薬の長も血圧には負けてしまうのか・・・嗚呼・・

 

                              かわかみ記