時間の調整ができるときは、

月の最初の日に

【朔日詣】をする。

 

7月は土曜日だったので、家族の了承を得て、

早朝から伊勢神宮へ・・・。

 

 

宇治橋の欄干にカタツムリをみつける。

 

 

最近、手水舎に柄杓が復活した。

 

そこで、手を洗っていると、

男の人の怒鳴る声がした。

 

早朝の5時過ぎ。

小学校の低学年らしいき少年がおとうさんらしき人に怒鳴られている。

お父さんらしき人は、

手水舎での作法を教えようとしているらしかった・・・。

「左じゃなくて、右!」

「少しづつ使わな、水がなくなるやろ!もう一回汲んで!」

「何回言ったらわかるんや!」

まだ、眠たいだろうに・・

少年は、真剣な顔で、お父さんらしき人の言うように行動をしようとするが、

斜め後ろから怒鳴るお父さんらしき人から、少年の顔は、見えないだろう。

少年が何かをする度に、お父さんらしき人の声が響く。

多分、二人できているのだろう、お母さんらしき人の姿はなかった。

 

小さい頃から、作法を教えるのは、大切だと思うのだけど、

この3年ほど、手水舎から柄杓が消え、少年にとっては、初めての経験に近いものではないかな?と

考える。

 

私がじぶんの子や孫ちゃんたちに、どう教えたかを思い出してみた。

幼い頃は

私が柄杓をもち、

左手、右手を交互に洗ってあげたような気がする。

 

自分でしたがるようになってからは、横に立ち、一つ一つの動作を一緒にしたと思う。

 

 

さて・・・

朝の5時すぎ・・・

 

神聖で静寂の中にあるあの場所で、

自分の子であるにしろ、手を洗うだけの動作の間違いを

大きな声で、怒鳴る人が、

一番作法を知らない人だと思ったのは、私だけだろうか?

 

 

 

 

今年から新しくなった赤福の7月の朔日餅「笹わらびもち」

おいしかったですおねがい