こんにちは、ユウです。
最近全然更新してなかったんですが(そのうえ、タイトルにもある通り全然こんなことやってる場合じゃないんですが)、だからこそ逆に更新したくなってしまった……あ、今はシンポジウムの準備に追われています(笑)
そのシンポジウムの関係で色々あって原子力発電所について調べていますが、法律が全く分かりません。
労働基準法見ろって言われたり、電離放射線に関する規則見ろって言われたり、はたまた検討会の報告書見ろって言われたり。まとまったデータをくれ。
締め切りもあと1週間ない。間に合うのか、これ(-_-;)
そんでもって、めちゃくちゃ話が変わりますが、ついこの前弟からいきなり電話がかかってきました。
弟に関しては以前のブログで「すげー嫌い」みたいなことを書いた気がします。
ただ、あのブログ書いた後もちょこちょこ弟に仕送りしたりしていて。そのたびに「ありがとう泣」というラインが来ます。
まぁ「嫌い」って言ったのも間違いではないけど、なんか変な話、頼られると可愛く思えてきますね。やっぱり距離をとるくらいが一番、ちょうどいい関係になれるんだなぁと、改めて思います。
たかが身内に対する「情」、でもそれが結構重いんだよなぁ。
で、その弟は開口一番「Eって覚えてる?」と。
「E」は私が少女バレーをしていた頃の後輩です。私が卒業し、Eが別のバレー部に移籍してからはすっかり疎遠になりましたが、背が高くて細くて、美人ではないですがどことなく印象に残る好ましい、不思議な顔立ちをしている。(なんか村上春樹の小説に出てきそう)
一つ下の後輩にはEしかいなかったので、当然私もよく覚えていました。
「お~、覚えてるよ。どしたん」と私。
「あのオッサン(=我々の親父)、Eのお母さんと付き合い始めたんやって」と弟。
いや、正直目をひん剥きました。
弟曰く、「Eのおかんが『少女バレーで出会った時から良いなって思ってた』って~」
いやいや、ちょっと待って!!!
うちの親父は(私の所属していたバレー部の監督が、自分の会社の後輩であったため)、なぜかバレー部のコーチに就任し、娘である私はそのせいでずいぶん困惑させられたものです。
監督は(煙草吸うし教え方もそんなに上手ではなかったし、まぁ時々理不尽なところもあったけど)、決して体罰はしない人でした。
うちの父(イケメンだと言われていた)と比べて、整った顔立ちではなかったために「監督キモイ、コーチの方がやっぱ良いよね」などとチームメイトは言っていましたが、今思えば普通に子どもが好きな、良いおじさんでした。
ところがうちのオッサンときたら、私が娘であるのを良いことに、チームメイトの前だろうが保護者の前だろうがビンタするわ蹴るわ……。
そもそも、元はただの保護者がコーチになって、チームの運営とか練習試合の約束とか、面倒くさいことをちゃんとこなしている監督に気を使わせていた事実自体、私はもう恥ずかしいんですが、それでも飽き足りず傍若無人。
個人的に、オッサンはあの頃が一番強烈に暴れていたと思います。(あるいは二番目。母が私を生む前後も、相当ひどかったらしいので。)
で、そのオッサンを見て「いいな」?
?????????????
何言ってんだ???????????????
あの頃、私は自分だけがチームメイトや保護者の前で殴られることに関して、釈然としない思いを抱いていました。
監督も母も、チームメイトの保護者も、チームメイトも、みんな私から目を背けるんです。
いや、もちろん、きっと誰か「これはどうなんだ」と思っていた人はいたはずなんです。
私が泣きじゃくってたら、鼻水まで自分の服の袖で拭いてくれた保護者もいました。
ただまぁ、私が殴られる前に、誰かに止めて欲しかったなぁ、なんて、過ぎた話ですが今でも思うのです。
って思ってたら「いいな」?
「いいな」!?!?!?!?!?
いや私も頑張って好意的に解釈してたのに!?!?!?!?!?
オッサンと再会したときに思い出したのはそれだけか!?!?!?!?!?
どうやら私の存在は、この世に微粒子レベルで存在する「うちのオッサン」と付き合いたい人に対して、「そいつはやめとけよ」と言うだけの抑止力にはならなかったようです。
と、いうことで言いたいのですが。
すべての犠牲は無駄……とまではいわないけど、我慢するだけ無駄。美しい犠牲などない。
誰も私の被害を覚えていないし、多分チームメイトに聞いてもそうだと思う。
弟や母は私と境遇が近かったから覚えていただけ。
だから不正にはちゃんと声を上げないとね。黙って死んでいくより、抵抗して死ぬ方がマシ。そして何より、抵抗しても死なない社会でありたい。
とりあえずオッサンのことは5発くらい殴りたいです(しないけど)。
ではでは。
次はシンポジウムが落ち着いたら、楽しい話がしたいなぁ。