昨日のその後。
「今から帰るよ」の電話の数分後にまた電話がかかってきました。
「鍵がガッチリかけられて、出れんのよ。ちょっと遅くなりまーす」
笑いが止まらず。
「そんなに野球好きなら、そこで寝かせてもらえれば幸せだねぇ」なんてことを言いながら
時刻はもう今日になっていました。
でも意外とすぐ
「水風呂も入って、交代浴でスッキリ〜」
と帰って来ました。
そして5分後にはグッスリ眠っておりました。
最初につば九郎のことをblogにした時、
「職場の出来事をあまり話さない主人」と言いましたが、
どんな人と会って、どんな物を食べて、のようなことは全然話してくれないのであって、
野球のことはずーーーーーーっと話してくれます。
それもblogで書いていますが、
職場での負の感情は家庭に持ち込まない人でありながら、
野球のことは誰であってもどこであっても話し、
相手が素人であっても、どう応えてくれるか、大切に耳を傾けています。
それが彼のストレス発散であり、情報収集のチャンスであり、仕事に役立つことなので、
ぜひ機会があれば聞いて、話してあげてください
昨日、「今、選手には気持ちが足りていない」というようなことを主人が話した記事を、主人が見せてくれました。
私みたいなのがここで詳しくは話せないので、主人の話。
主人が若い頃、ウェスタンリーグで打点王、ホームラン王を獲っても、
1軍ではベンチを温めるだけの日々が続きました。
主人のポジションには、偉大なベテラン選手や、絶好調の選手がいらっしゃったのです。
チャンスが巡って来ること、打席に立たせてもらえることはあまりなく
1回のチャンスを与えて頂いた時のために
ベンチでは相手ピッチャーの球を見て自分の中でカウントし
ベンチ前ではバットを振り続けていました。
打席に立てた際には
「俺がヒーローになる絶好のチャンスだ」と
獣のような目で睨みつけていました。
こんな時に見逃し三振なんてものはあり得ないものでした。
(ある程度経ったら、気合いだけではダメでむしろ冷静さを伴わないといけないようですが)
1打席で結果を出せなかった時、
主人は次の日には2軍…ということも多々、記憶にあります。
たった1打席のチャンスで結果を出さなくてはいけませんでした。
そして、1打席で結果を出せたとしても、なぜか2軍に行くこともあるのがプロ(その時のカープ?)。
我慢して使って頂いたのは、ある程度、実績も伴って来た時でした。
主人が最近、怒って
「打席に立たせて、ダメで帰って来た時、『すみません』って言ったんだよ」
と話してくれました。
謝るなら打て。
ダメでも胸を張って帰って来い。
これが、気持ちの問題というものらしいです。
こっちは自信持って、打席に送ってるんだからなぁと。
負けてる時は、どうしても覇気がなく感じられてしまうものです…気持ちも落ち込んでしまうものです…
そういう時こそ、周りが気合いで今の空気を打破させたいのでしょう
梅雨のジメジメを貫く一条の光が見たい!