9月の終わりから広島にいます照れ





広島に帰る前に、胸のしこりに気付きました。





広島の病院で、マンモをし、エコーをし、何度いくら見ても悪いものには見えない、とのことで安心しましたが、





正体は分からず、3ヶ月後の再検査となりました。





しこりには数ヶ月前に少し気になった記憶が微かにあったものの、





ある日、確実にかたい大きなものが指にあたりました。





10年、休み休みでも不妊治療によるホルモン療法を続けたこともあり





もっと早く検診に行くことを決断できなかった自分がいました。




生涯に乳がんを患う日本人女性は、現在、11人に1人だそうです。(国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」最新がん統計(2016年8月2日更新))





頭では行かなきゃと思っても、日中、2歳児がいる私が行動に移すことは、しこりを発見するまでありませんでした。





広島で母について来てもらおうと決め、病院もお友達に紹介してもらいましたが





検査に行くまでの日々、夜に娘が寝てからの時間「癌かもしれない」と思うことは、心をチクチク刺されるような苦痛でした。





何事にも心が動じることなく過ごして来た主人が「心配でうまく生活できない」と言ったり、





片手で数えるほどしかキッチンの洗い物をしたことがないのに「そんなもの、置いとけばいいんよ。俺がするから」と言ってくれたり、





私が主人より先にあの世に逝っては行けない理由を縷々語ったり、





今まで見たことのない気持ちの悪いほど優し過ぎて、素直に言葉を口にする主人を前にすると一気に泣いてしまったり





結婚して14年まぁ色々色々色々色々あるけれど、自分に自信のない私でも、主人にとってはこんな私でもいなくては生きて行けないんだとそれは分かっていたけどウインク真摯に考えたりしました。





それは娘たちにとってもそうでありたいと思いました。





命のことも考えました。





初めて命を考えたのは7歳、心臓の手術をした時期に、同じ病室で友達になった子がある日突然、いなくなってしまいました。





一生懸命、命を考えたあの日の自分と重なりました。





胸のしこりに気付いた時、ふと思い出したのは、「乳がん検診に行ってね」と乳がん検診に行ったお友達のSNSでした。





いざ周りに聞いてみると、胸にしこりがあるお友達はとっても多かったです(癌ではないもの)。





1番大切なのは、しこりに気付かないうちから検診に行くことだと強く思いました。





私も再検査は必ず!行きます!





どんな方がこれを読んでくださるか分かりませんが、ふと思い立って検診に行ってくださる方がいらっしゃいますように。