本日、やなせななさんのコンサートに行って参りました。
やなせななさんは、奈良県明日香村の隣町にあるお寺の、まだ30代の若き女住職さんです。
でも、歌手を目指して学生の頃から活動されており、現在もシンガーソングライターと住職さんの二足のわらじを履かれているそうで、「歌う尼さん」として活躍されています。
住職さんだけあって、お話もお上手ですし、何よりとても透き通った綺麗な声をされています。
そう、イメージとしては、一青窈さんみたいな感じでしょうか…
このやなせななさん、実は20代で子宮がんが見付かり、その後のご自身の中にあった葛藤や醜さ、また、そこから救いだしてくれた人々との交流を笑いと涙で語って下さいました。
そして、以前から何故か東北地方にコンサートに呼ばれる事が多く、東日本大震災の数日前にも被災地でコンサートをされていたご縁もあって今も物心両面から支援活動もされており、応援歌も作られています。
そんなやなせななさんの一番の魅力は、なんと言ってもその歌詞にあると思いました。
とても優しく温かい、まさに「癒し」そのもののような言葉の数々は、疲れたり、ささくれたりした心を溶かしていくようです。
CDやアルバムもいくつも出されていますし、著書も出版されています。
お試しにYoutubeでも見れますので、心が疲れた時はぜひ覗いてみて下さいね。