生き霊に侵された友人② 完結 | 秋月せいらオフィシャルブログ「〜徒然なるままに〜」Powered by Ameba
さて遅くなりましたが、早速昨日の『生き霊に侵された友人①』の続きを書いていきますね。


友人Aさんはそのお友達と旅行から帰ってきた翌日、立てないほどの膝痛に見舞われ、仕事にも行けません。

転んでもいないし、打ってもいない。しかもせいらさんから言われていたなと私に恐る恐る?連絡がありました。


『だーから言ったでしょ!』
何処かのお母さんが子供に言うセリフをそのまま言いました。

Aさんはとても人のことを真剣に思って親身に話をする人なので、そのお友達にもただ素直に親身に彼女が幸せになれるように、色々とアドバイスをしたようです。



しかし端から聞けば、プライドの高いその友人のプライドをへし折り、聞きようによってはAさんの日々の充実までもが垣間見れる話の内容でした。


その友人はブライドをへし折られた恨みつらみ、充実を思わせるAさんの話に妬みの感情を抱き、その念を無意識にAさんへぶつけてきました。
立派な生き霊です。


しかしながらその日は私はしばらく振りの休日で旅行に出ており、また、そのAさんの自業自得ぷりに二日なんとか持ちこたえて、死にはしないから!と冷たくいいました。(勿論それ以上悪くならないよう、応急処置はしましたが、反省を促すため内緒です)


そして二日後動けない、歩けないというAさんに、どうにかしたいなら這ってでも来なさいと伝え彼女は足を引きずり涙目で我が家を訪れました。


施術を施す際、憑いた生き霊を祓うのにいつも使っている数珠が切れるのが嫌だった私は、捨ててもいいような大きな石を彼女の膝に当てて施術を施しました。(本当はそんなもの無くても良かったのですが、だから言ったでしょに信憑性を持たせるためにしました。実際の施術ではほぼ用いりません)

例えばお化けに押されて転んだとして、お化けを祓っても怪我はしばらく治らないのと同じで(その場ですんなり痛みだけ引く場合もありますが)、Aさんにもこれはある程度は今日良くなるけど長引くよと伝えながら施術をしていたら、石は驚くほどにひび割れ、欠けて色も抜けてと、とんでもない状態になりました。

恐い恐いというAさんに
『だーから言ったでしょ!』と再度。


Aさんの膝には蛇状に変化した友人の生き霊とその友人に憑いていた蛇をまるまるもらってきていました。

締め付けられるように痛くてね、と一生懸命説明するAさんですがそれもそのはず、Aさんの膝の蛇状の生き霊と、もらってきた蛇が彼女をずっと締め付けている状態なのですから。

祓い終わり、痛みも5割程度になってその日の施術は終わりました。
結局全く痛みがなくなるまで約三ヶ月かかり、十分にお灸もすえられた様です。


この様に生き霊というのは、相手が意識的に飛ばしている場合よりも、遥かに無意識に念として飛ばしていることがあります。
なので、被害に合わないようちょっと悪い念が強いなぁだとか人の悪口ばかりだなという人には近寄らないのが一番ですし(妬みや恋愛の未練などもです)、自分自身もそういった念を飛ばしてしまわないよう気をつけなければなりません。


念は生き霊となり、さらに呪いの様になります。術としてやっている呪いよりも祓うのも相手がオリジナルでやっている分大変です。
よって飛ばされるのも飛ばすこともご注意を。


『呪わば穴二つ』


自分が飛ばした念や生き霊は二倍になって飛ばした側へと返ります。



そんなことと無縁な毎日でありたいものです。


明日のオカルトもクライアントの掲載お申し出により、生き霊のお話か心霊スポット行かれることなかれなお話にしようと思っております。


どうぞお付き合い下されば幸いです。