【日記】他の炭 | 沖縄パチスロ放浪記

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東京でのスロプ生活に飽きて、2010年から沖縄に移住。

日々の生活を、酒を片手に、徒然と。

前の続き。

 

ついでに、勉強。木炭は燃料としてだけでなく、脱臭剤や浄水器などにも使われている。木炭には微細な穴がたくさんあるため、これが不純物を濾過する働きがあるそうだ。木炭を更に処理してこの穴を増やしたものが活性炭機能を活発化させた炭、と言うところか。

 

炭ついでに、木炭以外も。俺が良く飲むウィスキー、ボウモア、これは麦芽を乾燥させる際に、泥炭、ピート炭とも呼ばれるが、これを燃焼させて香り付けをする。この泥炭は、湿地帯に溜まった、分解されていない植物の遺骸。泥が燃えるって、なんかイメージが付かないが、そういうことらしい。

 

これがさらに圧縮されて固まったものが、石炭。名前は誰でも知っていても、見たことがある人は少ないはず。昔は身近だった燃料も、この現代ではその辺に転がっているもんじゃないし。石炭、見た目は石だから、これに火を付けて燃える様子を見てみたい気はする。石が燃えるって、不思議。一応、個人でもネットで買えるようだ。

 

練炭は石炭を加工したもの。元々は暖房などの燃料だが、最近の使い道は主に自殺なので、ちょっと買いにくいだろう。密閉空間で燃焼させると一酸化炭素が発生して、それで中毒死する。買う時に様子が怪しいと、使途を聞かれるそうだ。

 

現代の燃料は石油だけれども、石炭が生物由来と確定しているのに対し、石油は生物由来かそうでないのか、議論があるそうだ。ふーん、初めて知った。一応、生物由来説の方が有力とされている。原油も実物を見たことは無いな。

 

炭に始まり色々調べてみたが、こう見てみると、知っているようで知らないことがたくさんある。人生既に折り返しを過ぎつつあるのに、これ。無知の知を持っての、現実を謙虚に受け止めての飽くなき探求が必要、と言うことよ。

 

(続)