【酒と食・6】ハイミー | 沖縄パチスロ放浪記

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東京でのスロプ生活に飽きて、2010年から沖縄に移住。

日々の生活を、酒を片手に、徒然と。

前の続き。

 

どうも飲んで書くと話があちこち脇道に逸れていかん。まあ、こうやって話を膨らませて色々と興味を持つことが俺の教養の源泉ではあるから、悪いことではないんだけれども、話が見えづらくなってしまう。

 

で、俺の食の話だったな。玄米と生卵と醤油が俺のメインの食事なんだが、何かこれだけだと物足りなさを感じる。そこでハイミー。これをちょっと加えるだけで全然違う。

 

ハイミーは味の素の化学調味料。この化学調味料と言う呼び方だが、「化学」と言う響きが、食卓で口にする際の抵抗感を産んでいる、と言うことから、今では旨味調味料、と呼ぶ。以下、全て旨味調味料と書くが、化学調味料のことだ。

 

普通の味の素味塩より、こっちの方が俺は好き。味の素をはじめとした多くの旨味調味料は、ほぼグルタミン酸。それ故、味が単調。ハイミーはちょっと違う。ハイミーの成分の内訳は以下の通り。

 

92% グルタミン酸ナトリウム:昆布、チーズの旨み成分。砂糖黍を発酵させて作る。

4% イノシン酸ナトリウム:鰹節の旨み成分。キャッサバ芋を発酵させて作る。

4% グアニル酸ナトリウム:椎茸の旨み成分。キャッサバ芋を発酵させて作る。

 

旨味、つまり、出汁の三大原料、昆布、鰹節、椎茸、これをブレンドしているので、味わいが深い。まあ、そのせいで、普通の味の素と比べると値段が高いのだけれどもね。俺はこれが気に入っているので、いつも家に置いてある。

 

食事に旨味が加わるだけで、全然違う。日本人だからな、家庭の味は出汁の味、で育って来ている。だから、これが有るか無いかで満足感が大きく変わって来る。日本人の味覚には旨味は必須だと言うことだ。

 

俺は餓鬼の頃から旨味調味料が大好き。白米に味の素や味塩を掛けて食っていて、良く親に咎められたものだ。別に文句を言われる言われはないんだけどね。塩分過多、と言うぐらいだな、問題は。

 

旨味調味料が好きと言うと、「馬鹿舌」だのなんだの来る阿呆が山ほどいるから、以下に全部論破してやるよ。

 

(続)