【日記】焼き肉論 | 沖縄パチスロ放浪記

沖縄パチスロ放浪記

東京でのスロプ生活に飽きて、2010年から沖縄に移住。

日々の生活を、酒を片手に、徒然と。

前の日記の続き。

 

ぼちぼち夕暮れ、戻って、生肉じゃなかった、焼き肉パーティー、始めますか。さっきの観光には来られなかった連中も続々と集まって来て、某所で開始。

 

いや~、この肉、久々だが、やっぱり旨い。なつさんの御蔭、有り難う御座います。持つべきものは友ですね、現金なもんですが。

 

折角だから、がんがん食うよ。隣のテーブルが、「あれ何?」と店員に聞いていたのがちょっと気掛かりではあるが、まあ大丈夫だろう。七輪はちゃんと置いてあるし。

 

ラム肉も良いね。他の肉も俺は楽しめた。同じ肉でも、焼き方で結構違うもんなんだな。腕の差が出るようだ。松島は家で研究しているだけあって、彼に焼いて貰うと旨い。

 

昔、東京では、御好み焼きと言えば、鉄板の前に座って、店員に出された材料を自分で混ぜて作る店が主流だった。東京にはもんじゃ焼きの文化があるからだろう。もんじゃは基本、自分で作るので。

 

だが、大阪の御好み焼き屋では、客に触らせない、のが普通。店員がやってくれる。広島でもそう。考えようによっては当たり前で、素人が作ったって、仕方ない。客が作るんだったら、店の差は原材料だけ、それじゃ差がつかない。

 

むしろ、素人の客に任せて作らせて、それで「まずい」とか言われたら、店としてもたまったものではないはず。そんなんで評判を落とされては敵わん。

 

店を出すぐらいなんだから、店長は腕に自信がある。なので、当然、店員を教育して、旨い御好み焼きを作って出そうとする。これが当たり前と言えば当たり前。

 

東京でも、現在は、自分で作る御好み焼き屋は淘汰されて、減った。客としたってね、そりゃ、食うだけの方が楽よ。大体、料理を客にやらせるってのが俺は間違っていると思う。客は食うだけ、であるべきだ。少なくとも外食では。

 

翻って、焼き肉。俺はこれを料理と認めていない。何で客が焼かなきゃならんのだ。焼き具合、レアだとかウェルダンだとか、に、人それぞれ好みがある、それは確かにそうだろう。

 

でも、その為に客が自分で焼かなきゃならない、これは違う。ステーキ屋は客の注文を聞いて焼き加減を調節してくれる。自分で焼くステーキ屋は無い。ならば、焼き肉屋でも同様のことが出来る。

 

だから、俺は、焼き肉、店員が厨房で焼いて持って来い、と思っている。今回松島に焼いて貰って思ったね、焼き方でこれだけ差が出るんだから、絶対に店員がやるべき。その腕を見せろ。それが店の看板になるんだから。

 

俺は自分で焼きたくないから、一人焼き肉、最近では流行っているらしいが、なんかには行かない。誰かと行く時でも、俺は触らない。だって、俺が作ったってまずいから。幸い、今の面子では料理好きが多いから、御任せ。

 

面倒なことは人に任せて食うだけみたいで、申し訳ないとは思うが、俺にやらせたってろくなものは食えないんだから、諸君らの為でもある。人には向き不向きはあるからな、仕方あるまい。感謝はしているよ、有り難う。

 

(続)

 

某所で焼き肉。

 

旨いね、これ。