消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案は衆院本会議で採決される。民主党内では、党分裂を回避するため、造反議員に対する処分を当面先送りする案が浮上している。法案賛成派と反対派は賛否を明らかにしていない議員らに対し、説得工作を繰り広げた。法案は自民、公明両党の賛成を得て可決、参院に送付される見通しだ。輿石幹事長は造反拡大の情勢を踏まえ、周辺に参院での審議を見る必要がある。すぐに処分は決められないだろうと語っている。輿石氏は、処分が小沢氏
らの離党・新党の引き金を引き、衆院解散・総選挙に政権が追い込まれかねないとみて、野田首相に処分の先送りを働きかけている。 首相は、消費税法改正案の採決で民主党内から57人が反対票を投じたことについて、極めて残念な結果だ。当然、党議拘束がかかっていた。私と(輿石)幹事長とよく相談し、党内のルールにのっとって厳正に対応したいと述べた。気を引き締めて今まで以上に緊張感をもって参院での審議に臨み、何としてもこの国会中に成立させたいと、改めて今国会での法案成立に意欲を示した。衆院解散の時期については、やらなければいけないことをやり抜いた後に民意を問うと明言を避けた。予定される民主党代表選については、代表選うんぬんということはまだそこまで考えていないと話した。
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